江差駅 [1]

江差(えさし)

江差駅は、かつて北海道檜山郡江差町字陣屋町231番地にあった、JR線(JR北海道)江差線の駅。江差線の部分廃線に伴い、2014年(平成26年)5月12日に廃駅となった。

江差町は、函館市、松前町と並び、北海道で最も早く開けた地域の一つ。江戸時代はニシンの漁場および北前船によるヒノキアスナロなどの交易港で、「江差の五月は江戸にもない」といわれるほど栄えた。問屋、蔵、商家、町屋、社寺などの歴史的建造物や史跡、旧跡が数多く残されており、当時の隆盛を偲ばせる。

春のいにしえ夢街道 [11]

松前藩の所領であるが、1868年(明治元年)戊辰戦争の際に、旧幕府脱走軍の占領を受けた。その際、旧幕府海軍の主力艦である開陽丸が江差沖で座礁沈没した。【開陽丸記念館】には、海底から引き揚げた開陽丸の遺物、約33000点の内、約3000点を展示している。

開陽丸 [11]

ニシン漁で栄えた江差町には、200年の歴史を持つ豪商であり、当地での【にしんそば】の元祖『横山家』がある。約160年前に建てられた建物は北海道有形民俗文化財に指定され、母屋と四番蔵が鰊御殿として有料公開されており、横の座敷でにしんそばが提供されている。江差町内には他にも12軒以上にしんそばを提供する飲食店がある。

にしんそば [4]

1870年(明治3年)に創業した和菓子の老舗『五勝手屋本舗』では、名物の【ようかん】のほか沢山の和菓子を扱っている。五勝手とは「コカイテ」というアイヌ語で、波のくだける所、または、波が立っている所という意味である。


物件
・にしんそば屋(食品)
・ご勝手ようかん屋(食品)
・幕末軍艦丸記念館(観光)

近隣の街(駅)
函館(3マス)
松前(3マス)
竜飛(3マス)

参考文献
[1] 江差駅 – Wikipedia
[2] 江差町 – Wikipedia
[3] 開陽丸記念館
[4] にしんそば – Wikipedia
[5] 江差 横山家 | 鯡御殿とにしんそばの江差 横山家
[6] 五勝手屋本舗
[7] 五勝手屋本舗 | 北海道江差町の観光情報ポータルサイト
[8] 開陽丸 – Wikipedia
[9] いにしえ街道 | 北海道江差町の観光情報ポータルサイト
[10] 春の江差いにしえ夢開道(花嫁行列)(5月)
[11] 【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!