帯広駅は、北海道帯広市西2条南12丁目にある、JR線(JR北海道)根室本線の駅。帯広市の代表駅である。特急「とかち」の始発・終着駅となっており、特急「おおぞら」を含めた全ての旅客列車が停車する。北口に帯広駅バスターミナルが隣接し、高速バス・路線バス(市内線及び郊外線)が共に停車する。同じく北口にはタクシープールもあり、JRのみならず各種交通機関の要所が集中する、十勝地方の重要な交通結節点となっている。
帯広市は、道東で最大の人口を擁する、十勝地方の中心都市であり、農業を基幹産業とした十勝の農産物集積地となっている。食料品加工や地元の資源を活かした製造業も盛んである。明治時代に農耕馬を競争させたことから生まれたばんえい競馬は、唯一帯広市で開催している。
基幹産業である農業は、輪作体系に基づく小麦・てん菜・小豆・ジャガイモなどの畑作、大規模な土地で酪農・畜産などを展開している。小豆は、全国の収穫量の8割以上が北海道産で、北海道産の3割以上が【十勝産のあずき】になっている。また、牛が過ごしやすい冷涼な気候と広々とした【牧場】で生産される牛乳は、全国一の生産量を誇る北海道の中でも十勝が最大のシェアを確保している。
グルメでは、甘辛いタレを付けて焼いた豚焼肉とごはんの相性が抜群な【豚丼】が良く知られている。1933年(昭和8年)に帯広市の大衆食堂「ぱんちょう」創業者である阿部秀司氏が考案したとされ、十勝地方の名物として道東の飲食店で広く提供されている。
北海道産の良質な素材にこだわった菓子も製造・販売されており、【バターサンド】で有名な『六花亭』が帯広市内に本社工場や本店を置くほか、【白樺模様のバウムクーヘン】「三方六」(さんぽうろく)で知られる『柳月』も市内に本店を構えている。
物件
・豚丼屋(食品)
・十勝あずき畑(農林)
・白樺クーヘン屋(食品)
・バターサンド屋(食品)
・乳牛牧場(農林)
近隣の街(駅)
・芽室(1マス)
・池田(2マス)
・中札内(2マス)
参考文献
[1] 帯広駅 – Wikipedia
[2] 帯広市 – Wikipedia
[3] 小豆
[4] なぜ十勝が小豆の産地なの? | Azuki – Red beans webmagazine
[5] 十勝について|畜産業 | 十勝の食卓 北海道・十勝から「おいしい」を全国へ
[6] 2020十勝の農業
[7] 八千代牧場 – 【北海道・十勝】帯広観光コンベンション協会
[8] 柳月(りゅうげつ)
[9] 〈公式〉六花亭
[10] 帯広でグルメならココ!帯広観光で絶対食べたい定番グルメ店10選
[11] 豚丼 – Wikipedia
[12] ばんえい競走 – Wikipedia
[13] 柳月 – Wikipedia
[14] 六花亭 – Wikipedia
[15] 【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!