松本駅 [1]

松本(まつもと)

松本駅は、長野県松本市深志一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・アルピコ交通の駅。JR東日本の篠ノ井線と大糸線、アルピコ交通の上高地線が乗り入れている。松本市の中心駅で、駅周辺には繁華街が広がり、多くの企業、信州大学をはじめとする各種学校の最寄駅であり、また周辺にある多くの観光地の拠点駅にもなっている。

松本市は、長野県中信地方に位置する市で、国宝松本城を中心とする旧城下町である。第二次世界大戦による戦災を免れたことから、旧開智学校(国宝)などの歴史的建造物が多く残る。

松本城 [2]

松本駅から松本城に向かう周辺エリアには、縄手通りや中町通りなどレトロな町並みが残り、【信州そば】や山賊焼き、昔ながらの洋食、スイーツなど魅力的なお店が軒を連ねている。小布施に本店をおく『竹風堂』の松本中町店を構えており、【栗おこわ】の食事や喫茶ができる。縄手通りのほど近くの『小松パン店』は、驚くほどたくさんのクリームが詰まっている【牛乳パン】が評判である。また、松本の代表的な飴菓子に、豆を氷砂糖の中に閉じ込め板状に固めた和菓子【まめ板】がある。

信州そば [15]

商業販売額は長野市に次いで県内2位である。工業生産額は安曇野市、上田市に次いで県内3位であり、県内工業の拠点の1つである。

松本市は、豊かな森林と乾燥した気候という、家具作りに最適な環境に恵まれた土地である。300年以上の歴史を持つ松本家具であったが、太平洋戦争後に衰退、廃絶の危機に晒される。民芸運動家柳宗悦の講演を聴いた池田三四郎が、【民芸家具】として松本家具を復興させるべく取り組み、『松本民芸家具』が誕生した。現在も松本一帯で生産される和家具は松本家具と呼ばれ、国の伝統的工芸品にも指定されている。

農産品では、松本市波田の下原集落周辺で生産される【下原スイカ】が名産品のひとつとなっている。下原地域の土質が火山灰由来で排水性がよいことと、松本盆地の気候が中央高地式気候で気温の日較差が大きいことが、下原スイカの独自性を形成してきたと言われる。波田町農業協同組合がJA松本ハイランドと合併したことを機に、現在は広域生産地の「JA松本ハイランドすいか」として出荷されている。

下原集落のスイカ畑 [7]


物件
・牛乳パン屋(食品)
・まめ板飴屋(食品)
・信州手打ちそば屋(食品)
・栗おこわ屋(食品)
・下原スイカ畑(農林)
・民芸家具屋(商業)

近隣の街(駅)
駒ヶ根(2マス)
小淵沢(3マス)
白馬(3マス)

参考文献
[1] 松本駅 – Wikipedia
[2] 松本市 – Wikipedia
[3] 松本民芸家具とは。一大産地が生んだ「和風洋家具」の新天地
[4] 松本民芸家具
[5] 松本民芸家具 – Wikipedia
[6] 松本家具(まつもとかぐ)の特徴 や歴史 – Kogei Japan
[7] 下原スイカ – Wikipedia
[8] 松本のご当地グルメを堪能しよう♪おすすめの食べ歩きスポット17選 – icotto
[9] 松本中町店 | 株式会社 竹風堂
[10] あふれんばかりのクリームに虜になる!? 長野県松本市の「牛乳パン」 | at home VOX(アットホームボックス)
[11] 水飴・千歳飴の 松本 新橋屋飴 まめ板
[12] まめ板 – 飯田屋飴店
[13] 豆板 – Wikipedia
[14] 松本城 – Wikipedia
[15] 信州そば – Wikipedia

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