三沢駅は、青森県三沢市大字犬落瀬字古間木(いぬおとせあざふるまぎ)にある、青い森鉄道青い森鉄道線の駅。三沢市の代表駅であるが、市の中心部は駅から北東2km ほどの場所に広がる。三沢駅から徒歩5分の距離にある【古牧温泉】は22万坪の敷地を有する一大温泉レジャー施設であったが、現在は『星野リゾート青森屋』として運営されている。源泉掛け流しの露天風呂「浮湯」は庭園の地に大きく張り出しており、まるで水に浮いているような開放感がある。
三沢市は、青森県東部にある市である。在日米軍三沢基地が所在し、三沢市民の5人に1人が外国人という割合である。米軍基地に隣接した中央町一帯の商店街は、ニューオーリンズなど【アメリカの街並み】をイメージした建物から成る街並みに建て直し、三沢に居ながらにしてアメリカの雰囲気を味わえることを目標とした再開発が進められている。年に一度開催される三沢アメリカンデーには多くのアメリカ市民の団体が勢揃いし、パレードのほか、基地内の見学や露店でアメリカの味を楽しむこともできる。
基地の東側には、実物のF-16やT-2「ブルーインパルス」仕様などを屋外展示する「三沢市大空ひろば」と、その一角に【航空と科学の博物館】『青森県立三沢航空科学館』がある。館内1階には日本エアコミューターで使用していたYS-11を機体内外とも現役時代そのままに展示してある。他には初の太平洋無着陸横断飛行を成し遂げたミス・ビードル号のレプリカなども展示している。2階は科学体験のフロア、3階は三沢飛行場を一望できる展望デッキになっている。
基地の北側「三沢市民の森公園」内には、三沢市を故郷とする詩人・劇作家の【寺山修司記念館】がある。展示棟とホワイエ棟があり、渡り廊下でそれぞれがつながっている。建物を上空から見ると、テラヤマ演劇の映画の小道具として登場した「柱時計」を彷彿させる。ホワイエ棟の外壁には、寺山修司と交流のあった人々のメッセージとテラヤマ作品を題材にした陶板が貼り込まれており、その外観だけでも十分に楽しめる記念館になっている。
ご当地グルメの【バラ焼き】は、三沢基地の米軍人が赤身中心の牛肉を食す一方であまり食べないバラ肉を安く払い下げて根付いた食文化で、大量のタマネギとバラ肉を醤油ベースの甘辛いタレでからめ鉄板で焼き締めて食べる料理である。基地近くにある食堂『赤のれん』が発祥の店で、現在も「バラ焼き発祥の店」と看板に掲げて営業を続けている。
物件
・バラ焼き屋(食品)
・劇団詩人記念館(観光)
・古牧温泉旅館(観光)
・航空博物館(観光)
・アメリカ村の町並み(観光)
近隣の街(駅)
・八戸(1マス)
・三戸(2マス)
・田子(2マス)
・菜の花(2マス)
参考文献
[1] 三沢駅 (青森県) – Wikipedia
[2] 三沢市 – Wikipedia
[3] 古牧温泉 – Wikipedia
[4] 十和田バラ焼 2 三沢で生まれた「バラ焼」 – まるごと青森
[5] バラ焼き(市内提供店舗) – 旅東北
[6] バラ焼き – Wikipedia
[7] アメリカ村 (三沢市) – Wikipedia
[8] 青森県立三沢航空科学館 – Wikipedia
[9] 三沢市寺山修司記念館 – Wikipedia
[10] 【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI