金木駅構内と停車中のストーブ列車 [1]

金木(かなぎ)

金木駅は、青森県五所川原市金木町芦野にある、津軽鉄道津軽鉄道線の駅である。駅舎には「金木交流プラザ」が併設されている。津軽鉄道線は、観光客を含めた利用を促進するため、冬季に客車内の暖房に石炭焚きのダルマストーブを用いる「ストーブ列車」のほか、夏季に「風鈴列車」、晩夏から初秋に「鈴虫列車」を運行している。

津軽鉄道「ストーブ列車」[9]

五所川原市の旧金木町域は、津軽半島中南部に位置し、青森県の北西部にある。津軽山地の西側にあり日本海からの季節風を妨げるものがないため、冬に雪が多く風が強い日本海側気候である。【地吹雪体験ツアー】では、地面に積もった雪が強風で舞い上がる津軽名物の地吹雪を実際に体験できる。【津軽三味線】の発祥地であり、津軽三味線会館では、津軽三味線の歴史・民謡・郷土芸能等を紹介する展示や津軽三味線のライブステージなどが行われている。

津軽三味線会館でのライブステージ [9]

小説家の太宰治や歌手の吉幾三の出身地としても知られる。太宰治の生家である太宰治記念館【斜陽館】は、1907年(明治40年)に太宰の父で衆議院議員であった津島源右衛門によって立てられた建物で、近代和風住宅の代表例として国の重要文化財に指定されている。太宰の文学資料および昭和初期の大地主であった津島家の貴重な資料を展示する資料館として多くの観光客、太宰ファンが訪れている。

太宰治記念館「斜陽館」[9]

津軽地方北部では、漁師が沖に出るときや、山に仕事に入るときなどに【若生おにぎり】が作られてきた。若生(わかおい)とは、かつて外ヶ浜から金木へ行商に来ていた商人たちがもたらした、津軽半島沿岸で冬場に昆布を収穫して干した薄く柔らかい1年ものの若い昆布。若生おにぎりは、炊き立てのご飯を若生昆布で包んだシンプルなおにぎりで、太宰治も大好物だったといわれている。

若生昆布のおにぎり [9]


物件
・若生おにぎり(食品)
・津軽三味線スナック(食品)
・地吹雪ツアー会社(観光)
・斜陽記念館(観光)

近隣の街(駅)
弘前(1マス)
五所川原(1マス)
黒石(2マス)

参考文献
[1] 金木駅 – Wikipedia
[2] 金木町 – Wikipedia
[3] 五所川原市 – Wikipedia
[4] 太宰治記念館 「斜陽館」 – Wikipedia
[5] 若生おにぎり | 青森のうまいものたち
[6] 津軽三味線 – Wikipedia
[7] 津軽三味線会館 – 五所川原市
[8] 津軽鉄道線 – Wikipedia
[9] 【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI

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