佐世保駅 [1]

佐世保(させぼ)

佐世保駅は、長崎県佐世保市三浦町にある、九州旅客鉄道(JR九州)・松浦鉄道の駅。佐世保市の中心駅であり、JR九州の佐世保線と松浦鉄道の西九州線の2路線が乗り入れている。両路線とも当駅が終点で全列車が当駅始発・終着で運転される。

佐世保市は、長崎県の北部地方にある市で、県北部の中心都市である。江戸時代以前は農漁村だったが、明治時代に入り海軍の鎮守府が設置される。以降は【造船】および軍港の町として発展した。第二次世界大戦終結後から現在にいたるまでも、海上自衛隊佐世保基地及び在日米海軍佐世保基地が所在しており、海上防衛の重要な拠点となっている。

佐世保港 [2]

西海国立公園に指定されている九十九島や日本最大級のテーマパークである【ハウステンボス】に代表される観光都市でもある。

ハウステンボス(©SASEBO)[13]

ご当地グルメ【佐世保バーガー】は、佐世保市内の店で提供される、手作りで、注文に応じて作り始める(作り置きをしない)こだわりのハンバーガーの総称である。終戦後の占領期に佐世保の旧日本軍施設に米海軍が進駐し、米軍属相手の飲食店・バー・キャバレーが佐世保市内に現れた。そして、佐世保が朝鮮特需による好景気に沸いた1950年(昭和25年)頃に、米海軍関係者からハンバーガーのレシピを教わったことが、佐世保におけるハンバーガーの歴史の始まりとされる。

佐世保バーガー(© NPTA)[13]

佐世保市発祥の料理に、「レモンステーキ」が知られる。ビーフステーキの一種だが、厚切りの一枚肉ではなく薄切りの牛肉を用い、熱した鉄板の上に牛肉を敷き、レモン風味の醤油ベースのソースをかけてレアの状態で供される(両面をよく焼いた状態で供されるケースもある)。昭和30年代、佐世保の洋食屋「レストラン門」(1955年開店、2020年閉店)にて考案された。

レモンステーキ(©SASEBO)[13]

昭和26年(1951年)に創業した『蜂の家』は、長崎・佐世保で、看板メニューの【欧風カレーとシュークリーム】を中心に愛されてきた老舗レストランである。客の要望で誕生した話題の超巨大シュークリームは、通常のシュークリームの10個分の大きさで重さが約2kgもある。今ではパーティー用のシュークリームとして、誕生会用や贈り物として人気がある。

佐世保のご当地ドリンクに「佐世保豆乳」がある。【チューチューする容器に入った豆乳】で、かつ甘い味が特徴である。甘いものが少なかった時代に、ある豆腐屋が子どもたちのために豆乳を砂糖で甘くして飲みやすくしたことでブームとなったロングセラー商品で、佐世保のソウルドリンクである。かつては5つの製造販売元があったが、現在は「朝日食品工業」と「大屋食品工業」の2社を残すのみである。

佐世保市に本社を置く企業には、【通信販売会社】『ジャパネットたかた』などもある。


物件
・チューチュー豆乳屋(食品)
・佐世保バーガー屋(食品)
・カレー&シュー屋(食品)
・通信販売会社(商業)
・造船所(工業)
・ハウスヨーロッパ(観光)

近隣の街(駅)
伊万里(1マス)
有田(2マス)
唐津(3マス)

参考文献
[1] 佐世保駅 – Wikipedia
[2] 佐世保市 – Wikipedia
[3] ジャパネットたかた – Wikipedia
[4] グルメ・お土産特集記事 – 佐世保
[5] 佐世保に行ったら外せない!絶品グルメが食べられるおすすめのお店15選 | RETRIP[リトリップ]
[6] 佐世保バーガー – Wikipedia
[7] レストラン蜂の家 | 佐世保から世界へ 当店自慢のカレー・ジャンボシュークリームをご堪能ください
[8] 佐世保の豆乳は甘い – デイリーポータルZ
[9] 佐世保港 – Wikipedia
[10] 九十九島 (西海国立公園) – Wikipedia
[11] ハウステンボス – Wikipedia
[12] レモンステーキ – Wikipedia
[13] 【公式】長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット