宇部駅 [1]

宇部(うべ)

宇部駅は、山口県宇部市西宇部南四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。山陽本線と宇部線の2路線が乗り入れている。宇部市の代表駅であるが、当駅は市の中心市街地から北西に5kmほど離れた場所に位置しており、実質的な中心駅にあたるのは宇部新川駅である。

宇部市は、山口県西部、周防灘(瀬戸内海)に面した市である。本市と隣接する山陽小野田市を中心として人口約26万人の宇部・小野田広域都市圏が形成されているほか、福岡県の北九州市などとの交流も深く、下関市とともに関門都市圏の構成都市として数えられる場合もある。

明治期から石炭産業で栄え、その後セメントや硫安の製造などとも結びつき発展してきた。企業間の合併買収の過程を経て『宇部興産』(現:UBE)はその中心となってきたため、宇部市は同社の企業城下町であるとされている。現在でも同社は本社機能の一部および主力生産拠点を市内に置いており、化学製品だけでなく、【セメント】、【セラミックス】なども供給している。

工場群 [14]

市の沿岸部は UBE を中心とした工業地帯が形成されており、宇部港が津久見港(大分県)、苅田港(福岡県)に次いで国内3位のセメント輸出量を誇る。北九州工業地域・瀬戸内工業地域の一翼を担い、同社の他にも【酸化チタン】などの製造販売を行う『チタン工業』の本社・工場や「ルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング」の半導体工場などの事業拠点が置かれている。

宇部港 [13]

名産品のひとつに【宇部かまぼこ】がある。宇部かまぼこは、長崎県の五島灘、天草灘から毎日水揚げされる新鮮な高級魚「エソ」や霜降山天然清水等を使用することで、その特徴である「美しいまでの白さ」を表現している。

宇部蒲鉾銀雪 (Amazon)

宇部市のマスコットキャラクター的存在に、市内のときわ公園で放し飼いにされていたモモイロペリカン「カッタくん」がいた(2008年・23歳没)。宇部市営バスの観光バス車体など各所でカッタくんのイラストをみることができる。また、宇部市の老舗・洋菓子店『虎月堂』からは、口溶けまろやかな半熟チーズケーキ【カッタ君のたまご】が販売されている。


物件
・宇部かまぼこ屋(食品)
・ペリカンプリン屋(食品)
・セメント工場(工業)
・チタン工場(工業)
・セラミクス工場(工業)

近隣の街(駅)
山口(1マス)
湯田温泉(2マス)
津和野(3マス)

参考文献
[1] 宇部駅 – Wikipedia
[2] 宇部新川駅 – Wikipedia
[3] 宇部市 – Wikipedia
[4] UBE (企業) – Wikipedia
[5] 宇部興産株式会社と三菱マテリアル株式会社の会社分割によるセメント事業等の統合に関する最終契約書の締結について
[6] セラミックス – Wikipedia
[7] チタン工業 – Wikipedia
[8] チタン工業株式会社
[9] 宇部蒲鉾 – Wikipedia
[10] 山口名産かまぼこ 宇部かまぼこ|宇部蒲鉾株式会社
[11] カッタくん – Wikipedia
[12] KOGETSUDO(虎月堂)
[13] 宇部港 – Wikipedia
[14] 写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

投稿日: カテゴリー 中国タグ