今治駅は、愛媛県今治市北宝来町一丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である。今治市の代表駅で、全旅客列車が停車する。市の中心部に立地している他、島しょ部や市内各地を結ぶ路線バスや高速バスなどが発着するバス乗り場が立地している。
今治市は、愛媛県北東部に位置する市。古くから瀬戸内海の海上交通の要所であったことから平安時代以前は伊予国国府が置かれ、江戸時代は今治藩今治城の城下町として発展した。市域は四国本土の高縄半島北東部と芸予諸島の一部から成っている。今治市と尾道市を結ぶしまなみ海道があり、大島、伯方島、大三島などの島々を結んでいる。
愛媛県・四国地方を代表する工業都市のひとつで、特にタオル・造船の地場生産が盛んである。【タオル】は日本一の生産地であり国内の生産量の5割を占めている。【造船】は国内最大手の『今治造船』や『新来島どっく』を始め、市内に14の造船所があり、新造船竣工量は約80隻(2018年)で国内シェアの約18%を占める有数の生産地となっている。ほかに石油化学や舶用工業、電機、食品産業なども発達しており、【焼き肉のたれ】などの調味料を製造・販売する『日本食研』も本社を置いている。
今治市は【鉄板やきとり】でも知られている。串に刺さない肉を鉄板焼きにすることが特徴の焼き鳥である。1961年に「五味鳥」という店が、1センチメートルほどの厚さの鉄板に肉を並べ、さらにプレスと呼ばれる持ち手つきの鉄板で上から押さえるという調理法で提供を始めたところ、安くて美味しいということで爆発的な人気を呼び、続々と鉄板やきとり屋が誕生し今治市に定着した。今治市は「人口当たりの店舗数が日本一」として焼き鳥日本一宣言を行っている。
メディアでも話題になることの多い【焼豚玉子飯】もご当地グルメのひとつである。ご飯の上にスライスした焼き豚と目玉焼きを乗せ、焼豚の煮汁がベースの甘辛いしょうゆたれをかけた丼モノで、ご当地グルメを競う祭典「西日本B-1グランプリ」で優勝したこともある。
柑橘類の栽培が盛んな今治市らしいスイーツに、『清光堂』の和菓子ブランド・一福百果の【まるごとみかん大福】がある。小ぶりなみかんをまるごと一個、北海道十勝地方の「白手亡」の白あんと一緒に、国産の餅粉から作られた求肥で包んだ大福である。
物件
・鉄板やきとり屋(食品)
・みかん大福屋(食品)
・焼き豚玉子めし屋(食品)
・タオル工場(工業)
・焼き肉のたれ工場(食品)
・造船所(工業)
近隣の街(駅)
・大三島(1マス)
・松山(2マス)
・生口島(2マス)
参考文献
[1] 今治駅 – Wikipedia
[2] 今治市 – Wikipedia
[3] 日本食研ホールディングス – Wikipedia
[4] 日本食研
[5] 鉄板焼鳥 – Wikipedia
[6] 今治 焼豚玉子飯 世界普及委員会 公式サイト | 愛媛 今治 B級ご当地グルメ
[7] 今治B 級グルメ 「焼豚玉子飯」って、 どこで食べればいいんですか?|IMABARI|今治ライフ|今治タオル公式ブランドサイト | JAPANブランド 今治タオルプロジェクト
[8] 一福百果・清光堂
[9] 今治城 – Wikipedia
[10] 焼豚玉子飯 – Wikipedia
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