彦根駅 [1]

彦根(ひこね)

彦根駅は、滋賀県彦根市古沢町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・近江鉄道の駅である。JR西日本の東海道本線、近江鉄道の本線(彦根・多賀大社線)が乗り入れている。JR西日本・東海道本線は「琵琶湖線」の路線愛称設定区間に含まれている。彦根の市街地の東端に位置し、西側に彦根城を中心として市街地が広がる。

彦根市は、滋賀県東部に所在する市である。滋賀県東部における商工業の中心地であり、彦根地方気象台や滋賀大学、裁判所支部などといった各種機関も市内に集中する。また、毎年7月に松原水泳場で開催される「鳥人間コンテスト選手権大会」や、マスコット【ひこにゃん】を通じても、広く知られている。

ひこにゃん石像 [12]

琵琶湖に面した山に築城された彦根城を中核とした城下町として、また近江国内随一の賑わいを見せた鳥居本宿など中山道の宿場町として発展した。大規模な都市空襲を受けなかったことから近世以来の城下町や宿場町の町並みが比較的保存されており、2009年(平成21年)には亀山市・金沢市・高山市・萩市と共に第1回歴史まちづくり法(国土交通省)に認定されている。

彦根城 [14]

琵琶湖に面した彦根地方は、古来、鮎に代表される琵琶湖産淡水魚と、鮒寿司に代表されるその水産加工品を特産としてきた。また農産品では、赤かぶら、彦根梨、彦根りんごが知られる。赤かぶらの琵琶湖畔での天日干しは冬の風物詩で、冷風にさらして水気を飛ばし甘みを凝縮させた【赤かぶら漬け】は、シャキシャキした歯ごたえとほどよい塩気の漬物である。

彦根市は工業都市でもあり、工業生産額は滋賀県でも上位である。バルブやファンデーションが地場産業として挙げられる。

中世から近世にかけての代表的特産には、彦根の【仏壇】「彦根仏壇」や陶磁器「湖東焼」、鳥居本宿の薬「赤玉神教丸」、道中合羽「鳥居本合羽」などがあり、このうち彦根仏壇と赤玉神教丸は現代にまで受け継がれている。江戸時代に彦根の地場産業であった【和ローソク】「彦根蝋燭」は、現在では華やかな絵柄のローソクやアロマキャンドルなども加え土産として人気で、キャンドル作りを体験できる工房もある。

ご当地グルメに、ちゃんぽんや塩すき焼きなどがある。

彦根市のちゃんぽんは、鰹・昆布出汁ベースのスープを特徴とし、主な具材は中太麺とたっぷりの野菜である。長崎ちゃんぽんと違い、具材は炒めずに煮込む。1963年に開業した食堂「麺類をかべ」の店主が長崎ちゃんぽんに触発されて開発し、やがて市内に広まった。1990年代からは『ちゃんぽん亭総本家』が【近江ちゃんぽん】のブランド名で県内各地や近隣府県にチェーン展開を行っている。

彦根のちゃんぽん [8]

【塩すき焼き】は、和風だしに浸して肉を焼き、その途中に塩をふって食す「すき焼き」である。


物件
・近江ちゃんぽん屋(食品)
・ひこっしーグッズ屋(観光)
・和ローソク屋(商業)
・赤かぶら漬け屋(食品)
・塩すき焼き屋(食品)
・仏壇工場(工業)

近隣の街(駅)
近江八幡(1マス)
大津(2マス)
長浜(2マス)

参考文献
[1] 彦根駅 – Wikipedia
[2] 彦根市 – Wikipedia
[3] 赤かぶら漬け【彦根の名物】 – ちりちゃんの寄り道日記
[4] 東海漬物(株) 彦根工場 – 彦根観光ガイド : 公益社団法人 彦根観光協会
[5] 冬の風物詩 | かんぽの宿 彦根
[6] 和ろうそく/詳細:こころに残る滋賀の風景
[7] 夢京橋あかり館 – 彦根観光ガイド
[8] ちゃんぽん – Wikipedia
[9] 【ご当地グルメ】初体験!塩すき焼きとは・・・??? – 彦根情報発信!アパホテル彦根南ブログ(*^。^*)
[10] 鳥人間コンテスト選手権大会 – Wikipedia
[11] 松原水泳場 – Wikipedia
[12] ひこにゃん – Wikipedia
[13] 鳥居本宿 – Wikipedia
[14] 彦根城 – Wikipedia
[15] 彦根仏壇 – Wikipedia

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