草津町(くさつまち)は、群馬県の北西部に位置し、吾妻郡に属する草津温泉で有名な町である。町内に鉄道路線は通っておらず、バスターミナルである草津温泉駅が草津町の玄関口の役目を果たしている。
草津温泉は、自然湧出量で日本一を誇る温泉である。室町時代に万里集九が有馬温泉や下呂温泉とともに三名泉としたことをはじめ、江戸時代の温泉番付では東日本で当時の最高位である大関が定位置であった天下の名湯である。古くから薬湯と知られており、恋の病以外は全て効くと言い伝えられている。昔から草津節などを唄いながら木の板(湯もみ板と言う)で温泉をかき回し、湯温を下げるのが特徴的な「湯もみ」が行われてきた。
温泉地の中央に【湯畑】を配した古風な日本情緒に溢れる温泉街が形成されている。湯畑を取り巻くように【温泉旅館】やリゾートホテル、大滝の湯、西ノ河原公園、テルメテルメや温泉センターといった温泉関連施設のほか、草津音楽の森国際コンサートホールや草津熱帯圏などの諸施設が位置している。現在の湯畑は周囲をロータリー状に整備されており、芸術家・岡本太郎がデザインと監修を受け持ったものである。なお、湯畑から西の河原通り沿い数分のところにあった【舞茸うどん】で有名な『萬年屋』は閉店になったようである。
草津白根山に面して【草津温泉スキー場】がある。当施設は大正時代から100年以上の歴史があり、日本で最初にリフトがかけられたスキー場である。山麓の天狗山・おなりやまゲレンデと、上部の青葉山ゲレンデがあり、その間をクワッドリフトでつないだ構成となっている。また、草津温泉から少し足を伸ばすと、高原野菜の代表格である【嬬恋高原キャベツ】の畑も広がる。標高が高く、朝と夜の気温差が大きいことで甘くおいしくなり、高原の朝露のおかげで水々しいキャベツができる。
物件
・舞茸うどん屋(食品)
・高原キャベツ畑(農林)
・温泉旅館(観光)
・湯畑の町並み(観光)
・スキー場(観光)
近隣の街(駅)
・沼田(1マス)
・高崎(2マス)
・湯沢(2マス)
参考文献
[1] 草津温泉駅 – Wikipedia
[2] 草津町 – Wikipedia
[3] 草津温泉 – Wikipedia
[4] 温泉番付 – Wikipedia
[5] タウンガイド・日本三大名湯・草津温泉
[6] 萬年屋(草津/うどん) – Retty
[7] 萬年屋 (草津町) の口コミ16件 – トリップアドバイザー
[8] 草津温泉 『萬年屋』 – 食べたものなど
[9] 草津温泉スキー場 – Wikipedia
[10] 嬬恋高原キャベツとは|JA嬬恋村ホームページ
[11] ググっとぐんま公式サイト|群馬観光案内
[12] 写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK