北茨城市は、関東の北部、茨城県北東部の県北地域にある市である。20世紀初頭に久原房之助が常磐炭田の運営に乗り出し、炭鉱町として発展した。炭鉱町の時期は、高度経済成長期まで続いた。市域は北西に細い角を伸ばす三角形をしており、大半は低い多賀山地の山林である。東に太平洋に面し、海岸沿いの平地に市街が形成されており、また五浦海岸など美的な景勝地を多く抱えている。市内にはJR東日本・常磐線が通っており、市の代表駅は磯原駅である。
五浦海岸は「関東の松島」の異名を持つ海岸、景勝地で、大小の入り江、大小の磯、高さ約50mの断崖絶壁など、波による浸食で形成された地形が続く。崖の上にはクロマツが生えている。太平洋に突き出した岩上にある、思想家・岡倉天心が太平洋の波の音を聞きながら思索にふけったという【六角堂】は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による津波で消失し、翌年、創建当時の設計で再建された。また、近隣には【五浦温泉】が湧出しており、五浦観光ホテルが一軒存在する。
【あんこう鍋】は茨城県内の各地で楽しむことができるが、中でも北茨城市は特にあんこう鍋が盛んな市町のひとつである。あんこうは、「西のふぐ、東のあんこう」と並び称される高級魚で、「食べられない所がない」と言われるように、身はもちろん、皮や内臓、エラなど、骨以外は全て食べることが出来る無駄のない魚でもある。11月から2月が旬で、水温が低くなることで身が締まり、春先の産卵に向けて肝臓が肥大化することで味が良くなる。特に1~2月頃が最も美味しい時期と言われている。
物件
・あんこう鍋屋(食品)
・思索の六角堂(観光)
・五浦温泉(観光)
近隣の街(駅)
・いわき(1マス)
・ひたちなか(3マス)
・郡山(3マス)
参考文献
[1] 磯原駅 – Wikipedia
[2] 北茨城市 – Wikipedia
[3] 野口雨情 – Wikipedia
[4] 岡倉天心 – Wikipedia
[5] 五浦海岸 – Wikipedia
[6] 六角堂 (北茨城市) – Wikipedia
[7] 五浦温泉 – Wikipedia
[8] 五浦観光ホテル別館 大観荘【公式】
[9] あんこう鍋 – Wikipedia
[10] ひたちなか市であんこうの食べられる店、宿 | 観光いばらき
[11] 観光いばらきフォトライブラリー | 茨城県の画像素材を無料でダウンロード、しかも二次利用可能!