いわき駅は、福島県いわき市平字田町(たいらあざたまち)にある、JR東日本の駅である。いわき市の中心駅で、浜通り地方から中通り地方・宮城県・茨城県の三方を結ぶ拠点駅である。当駅に乗り入れている路線は、常磐線と磐越東線の2路線である。
いわき市は、福島県の浜通り南部に位置する市である。宮城県の仙台市に次いで東北地方で2番目に人口の多い都市で、福島県では最大の人口および面積を持つ。市街地・人口集中地区は平、四倉、小名浜、勿来、常磐などの地区に分散しており、単体の市で多極分散型となっている。比較的大きな市街地は、行政・商業・陸上交通の中心で城下町から発展したいわき市中心部の平(いわき駅・磐城平城周辺)と、工業・海上交通の中心で港町から発展した小名浜(小名浜港周辺)、このほか常磐線駅周辺に市街地が形成されている。
平安時代の12世紀から関ヶ原の戦いまでは岩城氏の本拠地として栄えていた。明治初期より本州最大かつ東京に最も近い炭鉱である常磐炭田の開発が始まり、隣接する日立鉱山とともに、明治期の日本の近代化に欠かせない地域となった。高度経済成長期が到来する前は、これら石炭産業を中心に、小名浜港の漁業、林業、農業といった第一次産業で発展した。沿海で獲れる魚は「常磐物」と呼ばれ、特に目が青く光ることから名がついた深海魚の【メヒカリ】、ウニの貝焼きを特産とする。
高度経済成長期には石油へのエネルギー革命が進み、石炭産業が衰退していくが、首都圏から近い地の利を生かし、仙台市に次ぐ東北2位の工業製造品出荷額の工業都市となった。【化学メーカー】『クレハ』や【流し台】などを製造する大手住宅設備機器メーカー『クリナップ』などが工場を置く。また、東北地方では最も集客力のあるリゾート施設【スパリゾートハワイアンズ】を筆頭に、アクアマリンふくしま、いわき湯本温泉など多彩な観光資源により、観光都市への転換にも成功している。
物件
・メヒカリ料理屋(食品)
・化学工場(工業)
・ハワイアンセンター(観光)
・流し台工場(工業)
近隣の街(駅)
・北茨城(1マス)
・郡山(2マス)
・福島(3マス)
・名取(3マス)
参考文献
[1] いわき駅 – Wikipedia
[2] いわき市 – Wikipedia
[3] メヒカリ – 福島県 – プライドフィッシュ
[4] 生産拠点 – いわき市 – クレハ
[5] クレハ – Wikipedia
[6] クリナップ – Wikipedia
[7] スパリゾートハワイアンズ – Wikipedia
[8] 福島県産品アーカイブス
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