米沢駅は、山形県米沢市駅前一丁目にあるJR東日本の駅である。米沢市の代表駅で、乗り入れている路線は奥羽本線と米坂線の2路線である。奥羽本線に関しては同路線を走るミニ新幹線である山形新幹線の停車駅となっている。
米沢市は、山形県の置賜地方に位置する市である。市域は南置賜郡の大半および東置賜郡の一部を加えた範囲に及ぶ。南部及び東部は広い山地に囲まれた盆地で、一般的には米沢盆地と呼ばれている。市街地は市の中北部、最上川西岸の米沢城址付近に集中しており、上杉氏(米沢藩)の城下町として知られる。米沢城本丸跡は上杉神社の境内となっており、二の丸跡には「米沢市上杉記念館」(旧・上杉伯爵邸)がある。また、【上杉鷹山】等の上杉氏に関連する展示を中心とした『米沢市上杉博物館』も隣接する。
江戸時代から続く産業として繊維産業が盛んで、米沢織(米織)とよばれる。中でも米沢、長井、白鷹の各地で生まれた高度な染めと織りの技術「置賜紬」(おいたまつむぎ)は国の伝統的工芸品に指定されており、絣柄が琉球紬に似ているところから米沢琉球紬または米琉とも呼ばれる。江戸時代の頃には染織の原材料として、国内随一の産地となった【紅花】をはじめ、漆や桑、青苧(麻の一種)などの栽培が推し進められた。現在では紅花染め体験ができる工房もあり、歴史ある織物文化に触れられる。
「米沢の味ABC」として、リンゴ(Apple)、米沢牛(Beef)、食用の鯉(Carp)をPRしている。中でも【米沢牛】は日本三大和牛の一つで、米沢市がある置賜地方3市5町で肥育された黒毛和牛のうち一定の基準を満たした場合に呼称される銘柄牛肉である。ご当地ラーメンの【米沢ラーメン】は、細打ち縮れ麺とあっさりとした醤油味のスープが特徴。米沢ラーメンを出している店同士で「米沢そんぴん会」を結成している(「そんぴん」とは米沢の方言で「頑固で意地っ張りなこと」という意味)。
物件
・そんぴんラーメン屋(食品)
・上杉鷹山グッズ屋(観光)
・紅花畑(農林)
・米沢牛屋(食品)
近隣の街(駅)
・山形(1マス)
・天童(2マス)
・福島(2マス)
参考文献
[1] 米沢駅 – Wikipedia
[2] 米沢市 – Wikipedia
[3] 上杉治憲 – Wikipedia
[4] 山形県米沢市の伝統工芸絹織物「米沢織」とは?紅花染の美しさに注目! | 和樂web 日本文化の入り口マガジン
[5] 紅花染め|おきたま観光ポータルサイト 南の山形 たまには おきたま 旅紀行
[6] ベニバナ – Wikipedia
[7] 米沢ラーメン – Wikipedia
[8] 米沢城 – Wikipedia
[9] 米沢市上杉博物館 – Wikipedia
[10] 米沢紬 – Wikipedia
[11] やまがたへの旅 – 山形県の公式観光・旅行情報サイト