高松駅 [1]

高松(たかまつ)

高松駅は、香川県高松市浜ノ町にある、四国旅客鉄道(JR四国)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。当駅を起点として予讃線と高徳線の2路線が乗り入れている。また、予讃線経由で土讃線・本四備讃線の列車も乗り入れている。

香川県の県庁所在地である高松市の玄関口であり、高松琴平電気鉄道(ことでん)瓦町駅と並ぶ同市の2大ターミナル駅の一つでもある。中心市街地に立地し市内交通を担うことでんのターミナル駅である瓦町駅に対して、当駅は本州や四国各都市からの玄関口としての役割を持つ。ちなみに、香川県及び四国の最北端の駅である。

高松市は、香川県の中部、讃岐平野の一部である高松平野に位置し、瀬戸内海に面する港町である。高松港および高松新港(通称新湊)を中心に半円状の市街地を形成している。市域の北東部は、瀬戸内海に突き出た卓状の台地で、治承・寿永の乱(源平合戦)である屋島や、四国本島最北端の竹居岬がある。日本で初めて国立公園に指定された瀬戸内海国立公園の中心に位置しており、その瀬戸内海には島嶼が点在する。

屋島から見た高松港周辺 [2]

江戸時代には御連枝の高松松平家(水戸徳川家の分家)が治める高松藩の城下町として盛え、高松城天守がこの街の象徴であったが明治時代に破却され、現在では2004年(平成16年)に完成した高松シンボルタワーが、それに替わる新しいランドマークとしての機能を果たしている。また、中心商店街である丸亀町商店街では大規模な再開発が行われており、活気溢れる商店街として多くのメディアで紹介されている。

高松シンボルタワー [9]

高松都市圏の中心都市で、四国を統轄する国の出先機関のほとんどや、多くの全国的規模の企業の四国支社や支店、また四国電力やJR四国といった四国を代表するような企業の本社などが置かれ、四国の政治経済における中心拠点にもなっている。

高松の企業には、【マンション】で有名な不動産会社『穴吹工務店』や世界最大手級の【建設用クレーン】メーカー『タダノ』などがある。また、高松市の東部に位置する牟礼町は、古くから「石のまち」として栄えており、世界一高価な花崗岩「庵治石」(あじいし)の産地としても有名である。この庵治石の採れる山の麓には、隣町の庵治町とあわせて200以上の【石材店】が軒を連ねている。

香川県において、地元で特に好まれている料理に【讃岐うどん】がある。同県の2016年時点のサイトによれば、人口一千人あたりの店舗数、うどん用小麦の使用量が全国一位であったとされる。毎年8月12~14日の3日間行なわれる「さぬき高松まつり」では、さぬきうどん早食い大会も行なわれている。

讃岐うどん [6]

【骨付き鳥】も地元で人気があり、香川の隠れた名物となっている。塩コショウとお店オリジナルの特製スパイスで漬け込まれた鳥肉は、ピリッと辛い濃いめの味付けで、皮はパリパリ、身はふっくらジューシーな味わいが楽しめる。キャベツやおにぎりと一緒に食べるのが丸亀流である。

昔から家庭で作られていた郷土料理に【しょうゆ豆】もある。ホーロク(素焼きの瓦)で香ばしく煎ったそら豆を、醤油や砂糖でつくったタレに漬け込んだ料理で、食卓になくてはならない一品として親しまれている。

しょうゆ豆 (Amazon)


物件
・しょうゆ豆屋(食品)
・さぬきうどん屋(食品)
・骨付き鳥屋(食品)
・石材店(工業)
・マンション工務店(工業)
・クレーン車工場(工業)

近隣の街(駅)
坂出(1マス)
さぬき(1マス)
鳴門(3マス)

参考文献
[1] 高松駅 (香川県) – Wikipedia
[2] 高松市 – Wikipedia
[3] 穴吹工務店 – Wikipedia
[4] タダノ – Wikipedia
[5] No.43 幻想的な石あかりロード 源平史跡と石材産業が融合 | 一般財団法人 日本不動産研究所
[6] 讃岐うどん – Wikipedia
[7] しょうゆ豆 | LOVEさぬきさん
[8] うどんだけじゃない!香川の隠れ名物「骨つき鳥」おすすめ5店
[9] 高松シンボルタワー – Wikipedia
[10] 高松中央商店街 – Wikipedia
[11] しょうゆ豆 – Wikipedia

投稿日: カテゴリー 四国タグ