松山駅は、愛媛県松山市南江戸一丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅。しかし、JRの駅は市街地から離れていて、長距離客のみ使用するものという雰囲気が形成されており、松山における中心駅としての地位は伊予鉄道・松山市駅が占めている。ちなみに、JR松山駅は、現在JR線上に存在する都道府県代表駅(46駅)で最後に開業した駅である。
松山市は、愛媛県の中部に位置する市で、愛媛県の県庁所在地であり、四国地方で最大の都市である。松山城を中心に発展して来た旧城下町で、俳人【正岡子規】や文豪【夏目漱石】ゆかりの地で文学の街でもある。また、映画監督・俳優・エッセイスト等として活躍した伊丹十三のゆかりの品などを展示する【伊丹十三記念館】がある。
松山市の基幹産業は、【みかん】に代表される農業や、松山城などを中心とした観光業、化学繊維を中心とした製造業などである。空港や港湾付近の沿岸部には工業地帯が広がり、工業生産額は四国地方で上位となっている。【農業機械】を製造する『井関農機』も松山市創業の企業である。
愛媛県松山市の郷土菓子【タルト】は、お土産にも喜ばれる銘菓で、薄いカステラ生地で餡を巻いて作るロールケーキ状の菓子である。松山藩主・松平定行が海上警備のために長崎に向かった際、南蛮菓子に接しその味にいたく感動したことで製法を松山に持ち帰ったことが起源とされる。現在の餡入りのタルトは定行が独自に考案したものと考えられており、その後久松松平家の家伝とされ、明治以降、松山の菓子司に技術が伝わり、愛媛の銘菓となったものである。
『霧の森菓子工房 松山店』が販売する【霧の森大福】は、お茶処・四国中央市新宮町産の無農薬抹茶を贅沢に使った大福である。抹茶入りの餅でこし餡と生クリームを包み、さらに抹茶をたっぷりまぶしている。抹茶の苦み、こし餡とクリームの甘みのハーモニーが素晴らしく、製菓用でない本物の抹茶の香りを心ゆくまで楽しむことができる。
物件
・夏目漱石グッズ屋(観光)
・正岡子規グッズ屋(観光)
・タルト屋(食品)
・ミカン園(農林)
・霧の森大福屋(食品)
・映画監督記念館(観光)
・農業機械工場(工業)
参考文献
[1] 松山駅 (愛媛県) – Wikipedia
[2] 松山市 – Wikipedia
[3] 伊丹十三 – Wikipedia
[4] 伊丹十三記念館
[5] 伊丹十三記念館 – Wikipedia
[6] 農業機械専業メーカー|井関農機株式会社
[7] 井関農機 – Wikipedia
[8] 喜ばれる!愛媛お土産おすすめ19選!地元民ランキング&定番・最新を集めました
[9] タルト (郷土菓子) – Wikipedia
[10] 霧の森・霧の高原オフィシャルサイト
[11] 松山城 (伊予国) – Wikipedia
[12] ウンシュウミカン – Wikipedia