旭川駅は、北海道旭川市宮下通8丁目にある、JR線(JR北海道)の駅。函館本線の終点、宗谷本線・富良野線の起点となっている。また、新旭川駅を線路名称上の起点としている石北本線の全ての列車が宗谷本線経由で乗り入れているため、事実上4路線の接続駅となっている。旭川市の代表駅である。
旭川市は、上川盆地に広がる、札幌市に次ぐ北海道内第2の人口規模を持つ都市である。北海道中央部に位置する道北の経済・産業・文化の中心都市であり、国道や鉄道路線の終起点・高速道路の整備などにより道内物流の拠点にもなっている。
大日本帝国陸軍第七師団が移駐したことで経済や産業基盤が成立していき、農業をはじめ食料品、紙・パルプなどの製造業を基幹産業としている。市内を流れる多くの河川が大雪山系の雪解け水や伏流水の恩恵をもたらしており、さまざまな産業で水資源を有効活用している。旭川市の米の収穫量は道内トップクラスで、市内の米の品種別作付割合の約半分を【ななつぼし】が占めている。製造業では、【パルプ工場】として1938年(昭和13年)に設立された、大手製紙業会社『日本製紙』の旭川工場などがある。
国際会議観光都市に認定されており、年間500万人以上の観光入込客数がある。動物の自然な生態が見られる行動展示を実施して一躍有名になった【旭山動物園】は、日本最北かつ全国有数の動物園になっている。また、北海道伝統美術工芸村に雪をテーマにした美術館【雪の美術館】があったが、工芸村の前を通らず旭川市内へ直行できる高速道路が完成したこともあり観光客が減少し、2020年に閉館している。
【旭川ラーメン】は、北海道のご当地ラーメンとして有名。札幌ラーメンの味噌ラーメン・函館ラーメンの塩ラーメンに対し、旭川ラーメンは醤油ラーメンと称されることが多いが、特段制約があるわけではない。1988年には『らーめん山頭火』が創業。山頭火のスープは博多ラーメンに近い白濁したもので、トッピングにキクラゲや小梅を使用するなど、昔ながらの旭川ラーメンとは異なるが市民の間で人気となり、のちに多様なラーメン店が登場するようになっている。
ご当地グルメには、主に旭川や空知地方で提供されている「もつそば」、おにぎりとホットドッグを足して2で割ったかのような「ジュンドッグ」、若鶏の半身を炭火などで素焼きした「新子焼き」、片栗粉でまぶして揚げたイカゲソを丼にのせた【ゲソ丼】などもある。
物件
・ゲソ丼屋(食品)
・旭川ラーメン屋(食品)
・ななつぼし水田(農林)
・氷の美術館(観光)
・最北端動物園(観光)
・パルプ工場(工業)
近隣の街(駅)
・美瑛(1マス)
・和寒(1マス)
・富良野(2マス)
参考文献
[1] 旭川駅 – Wikipedia
[2] 旭川市 – Wikipedia
[3] 旭川のお米
[4] ななつぼし | 品種|北海道のお米
[5] 日本製紙 – Wikipedia
[6] 日本製紙株式会社旭川工場
[7] 雪の美術館 – Wikipedia
[8] 美しすぎるっ!旭川「雪の美術館」で映画のヒロインになりきる旅
[9] 【閉館】旭川「雪の美術館」で楽しむ冬の神秘&フォトジェニック体験
[10] 旭川ラーメン – Wikipedia
[11] 【ゲソ丼】秘密のケンミンSHOWでも紹介された旭川のご当地グルメ | asatan
[12] 旭川市旭山動物園 – Wikipedia
[13] ゲソ丼 – Wikipedia
[14] 写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
[15] 【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!