網走駅は、北海道網走市新町2丁目にあるJR線(JR北海道)の駅。石北本線と釧網本線の2路線が乗り入れる。両路線とも本駅が終点であるが、直通運転する列車の設定もある。複数の鉄道線が乗り入れる乗換駅としては、日本最北の駅になっている。
網走市は、オホーツク総合振興局東部に位置し、オホーツク海に面している。丘陵地が多く、市街地は網走川河口付近とその南側に続く海岸段丘上の平地にある。北西部に能取湖、中部に網走湖、東部に濤沸湖があり、内陸部は森や農村地帯が広がり、市域は「網走国定公園」の一部となっている。
農業では北海道内有数の畑作地帯となっており、大型機械を導入した営農集団組織により麦類、ジャガイモ、テンサイを中心とした大規模営農を展開しているほか、ダイコン、ナガイモ、ゴボウなどの野菜類や酪農、畜産も行っている。また、古くから、粉わさびの主原料となる加工用に【山ワサビ】が栽培されている。
漁業は網走沿岸において沖合底曳網、きちじ延縄、定置網、ホタテ桁、かに固定式刺網、毛がに篭などにより漁業を営んでいる。オホーツク管内では唯一、網走だけが【エゾバフンウニ漁】を行っている。また、市内には湖が複数あることから内水面漁業も行われており、【ワカサギ】、ホタテ、シジミ、シラウオ、エビなどの漁が営まれている。
網走市の天都山山頂には【流氷の科学館】『オホーツク流氷館』がある。実物のオホーツク海の流氷を展示し、その発生の仕組み等を紹介する。そのほか、流氷の海に生息する、「流氷の天使」クリオネやフウセンウオなどの海洋生物を飼育展示する。
北海道土産として、【木彫り熊】が日本全国に知られている。代表的な土産熊のデザインは、四つんばいになったヒグマが鮭をくわえているものであるが、現在では様々なデザインが存在している。熊の硬くて太い剛毛を表現するため、表面は主に釿づくり風に彫刻加工されているのが特徴である。
【ニポポ】は、網走市の郷土玩具・民芸品である。エンジュ材の木目を生かした八角形の胴をもつ一刀彫り無彩色の素朴な人形で、こけしのような形状をしている。願をかけると必ずかなえてくれるというアイヌの神様が原型で、ニポポの名称は「小さな木の人形」あるいは「木の小さな子」を意味する。7センチくらいのものから50センチくらいの大型まで10種類ほどが販売されている。
物件
・木彫り熊屋(観光)
・ニポポ人形屋(観光)
・山ワサビ畑(農林)
・ワカサギ漁(水産)
・エゾバフンウニ漁(水産)
・流氷記念館(観光)
参考文献
[1] 網走駅 – Wikipedia
[2] 網走市 – Wikipedia
[3] オホーツク素材地典 ~山わさび~
[4] 流氷近くでウニ漁盛ん – 経済の伝書鳩
[5] 網走前浜のウニ漁始まる!プリプリ濃厚な味わい
[6] 流氷とオホーツク海の観光施設なら|オホーツク流氷館
[7] オホーツク流氷館 – Wikipedia
[8] 木彫りの熊 – Wikipedia
[9] ニポポ – Wikipedia
[10] 写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
[11] 【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!