大堰川を挟んで西側の松尾山・嵐山・鳥ヶ岳の嵐山三山と、東側の小倉山・亀山、さらにはその麓を含んだ地域を一般的に嵐山と称し、山麓は多数の寺社が立地する観光名所でもある。嵐山には、阪急嵐山線・嵐山駅、京福電気鉄道嵐山本線・嵐山駅、JR西日本嵯峨野線(山陰本線)・嵯峨嵐山駅、嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線・トロッコ嵐山駅と複数の駅が離れた場所に存在する。
嵐山は桜や紅葉の名所で、日本さくら名所100選並びに日本紅葉の名所100選に選定されている。京都市街の西に位置し、平安時代に貴族の別荘地となって以来、京都の代表的な観光地となっている。寺社めぐりや紅葉などの景観が観光の主体である。嵐山の中心部を流れる桂川にかかる渡月橋は嵐山の象徴になっている。なお渡月橋をはさんで上流が大堰川、下流から桂川と呼称が変わる。
大堰川の上流の保津川の流域では林業が盛んであり、かつては伐採した木材を京都の街に運ぶために川が使われた。嵐山はその終着点であり、現在では同じコースを遊覧船で下る「保津川下り」が亀岡市から体験できる。
シンシンと底冷えのする冬の京都で【湯豆腐】は冷えた体をじんわり温めてくれる定番の料理。冬でも観光客が絶えない嵐山では「湯どうふ」ののれんを掲げた店が軒を連ねる。最も古いのが天龍寺塔頭の妙智院にある「西山艸堂」(せいざんそうどう)である。戦後すぐに寺の客などへ湯豆腐を出し始めて細々と営業していたが、1960~70年代に嵐山が観光地化すると周辺に湯豆腐店が増えた。
嵐山には【京都吉兆 嵐山本店】をはじめ【高級料亭】もいくつかあり、旬の素材を使った最高の日本料理とともに「おもてなし」を受ける贅沢な時間を楽しめる。
物件
・湯豆腐料理屋(食品)
・高級料亭(食品)
・料亭億兆(食品)
参考文献
[1] 嵐山駅 (京福電気鉄道) – Wikipedia
[2] 嵐山 – Wikipedia
[3] 嵐山駅 – Wikipedia
[4] 京都の湯豆腐 東と西で2系統凝固剤に違い 競い合う
[5] 一生に一度は味わいたい。京都の高級料亭10選 – VOKKA [ヴォッカ]
[6] 京都吉兆|KYOTO KITCHO – 懐石料理
[7] 保津峡 – Wikipedia
[8] 天龍寺 – Wikipedia
[9] 料亭 – Wikipedia