有田駅 [1]

有田(ありた)

有田駅は、佐賀県西松浦郡有田町本町丙にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)・松浦鉄道の駅である。有田町の代表駅で、JR九州の佐世保線と、松浦鉄道の西九州線の2路線が乗り入れている。

有田町は、佐賀県の西部に位置し、町の南西部から南部にかけて長崎県との県境に接する。町土の約7割を森林や山岳で占める。町を分断して伊万里湾へとつながる有田川を挟む地形が特徴的である。

有田町の風景 [7]

日本の伝統工芸品の1つ【有田焼】の産地として知られている。有田焼は、佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器である。その積み出しが伊万里港からなされていたことにより、伊万里(いまり)や伊万里焼とも呼ばれる。江戸時代後期に、技術が漏洩して全国各地で磁器生産が始まるまで、有田は日本国内で唯一、長期にわたって磁器の生産を続けていた。明治以降、輸送手段が船から鉄道等の陸上交通へ移るにつれ、有田地区の製品を「有田焼」、伊万里地区の製品を「伊万里焼」と区別するようになった。

有田焼 [7]

『有田テラス』の【有田焼きカレー】は、伝統工芸品である有田焼の器に焼きカレーという斬新なアイデア駅弁で、2008年にJR九州が開催した「九州の駅弁ランキング」で第1位を獲得した商品である。目新しいだけでなく、「さがびより」を使用したライスに、体に優しい28種類のスパイスをブレンドしてじっくり煮込んだカレールー、上にたっぷりとチーズを載せて石窯のオーブンで焼き上げた本格派の薬膳焼カレーである。

観光スポットとして、世界の陶磁器に影響を与えた有田焼の里ならではのテーマパーク【有田ポーセリンパーク】がある。1975年にドレスデン博物館が秘蔵している有田磁器が日本に里帰りし、福岡大博覧会で「古伊万里里帰り展」が開催された縁もあり、ドイツ・ドレスデンにあるツヴィンガー宮殿を模した建物が当パークのシンボルとなっている。ツヴィンガー宮殿を中心に広々とした庭園・有田焼体験工房・登り窯・展示館・飲食店・土産品売り場などの施設がある「酒・器」のテーマパークである。

有田ポーセリンパークの宮殿 [7]


物件
・有田焼きカレー屋(食品)
・有田焼き物工房(商業)
・セラミックパーク(観光)

近隣の街(駅)
伊万里(1マス)
小城(2マス)
佐世保(2マス)

参考文献
[1] 有田駅 – Wikipedia
[2] 有田町 – Wikipedia
[3] 有田焼 – Wikipedia
[4] 佐賀県にある酒造・有田焼のテーマパーク 有田ポーセリンパーク
[5] 有田焼カレー公式通販|有田テラス
[6] 有田川 (佐賀県) – Wikipedia
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