銚子駅 [1]

銚子(ちょうし)

銚子駅は、千葉県銚子市西芝町にある、JR東日本と銚子電気鉄道(銚子電鉄)の駅。両社の共同使用駅であり、JR東日本が駅を管轄している。

銚子市は、房総半島の東端に位置する千葉県北東部の市で、太平洋に突出し三方を水域に囲まれている。日本列島で最も早く初日の出が昇る街である。日本最大の水揚数量を誇る水産都市であり、関東風濃口醤油が発祥した醤油の銘醸地。銚子半島の海岸部は国定公園に指定されており、関東最東端の岬である犬吠埼や東洋のドーバーと称される断崖絶壁が続く屏風ヶ浦、北総最高峰の愛宕山等、全国有数の景勝地を有する観光都市にもなっている。毎年8月には銚子の夏の風物詩である「銚子みなとまつり」が開催される。

犬吠埼 [9]

古くから港町として栄え、日本一の水揚げ量である銚子漁港を有し、全国の水産物流通拠点の役割を担う。銚子漁港の3つの【魚市場】を中心に水産会社、水産加工場、水産物冷凍冷蔵庫、水産問屋・仲買業者、関連運送業者などが集積する日本有数の水産都市である。カタクチイワシ・サンマ・マイワシ・サバ・キンメダイなどの漁獲量が多い。なかでも【サンマ】は、秋の深まりとともに北海道沖、三陸沖そして銚子沖へと南下するにつれ大型になり脂ものるため、銚子のサンマは質量共に秋の海の幸を代表する味覚となっている。

銚子漁港 [9]

江戸の食文化を支えた関東風濃口醤油が発祥した【醤油】の銘醸地でもある。温暖湿潤な気候で、原料の大豆・麦・塩の生産地が近く、さらに大消費地である江戸と利根川水運により結びついたこと等、好条件に恵まれた銚子の醤油は「地廻り醤油」と呼ばれた。街の中心部には国内トップクラスの大手醤油メーカーであるヤマサ醤油やヒゲタ醤油の主力工場が立地し、日本国内における醤油製造の一大拠点となっている。市内では大手2社のほか、宝醤油、小倉醤油が醤油を製造しており、水産加工業と共に市工業の中枢をなしている。

ヒゲタ醤油 [9]

銚子には、【ぬれせん】誕生の店『路地裏の柏屋』や、プリンのような見た目と味から【漁夫のプリン】とも呼ばれる伊達巻ずしを提供する『治ろうや鮨処』があり、訪銚の際にはぜひ立ち寄りたい。


物件
・ぬれせんべい屋(食品)
・漁師のプリン屋(食品)
・魚市場(水産)
・サンマ漁船団(水産)
・醤油工場(食品)

近隣の街(駅)
鴨川(4マス)

参考文献
[1] 銚子駅 – Wikipedia
[2] 銚子市 – Wikipedia
[3] 銚子の漁業
[4] 18.太平洋の海運と銚子のサンマ – 千葉県
[5] ぬれせん誕生の店 路地裏の柏屋 | 銚子市観光協会
[6] 治ろうや鮨処 | あんだこれ銚子 銚子市公式Webサイト – 銚子市
[7] 銚子漁港 – Wikipedia
[8] サンマ – Wikipedia
[9] 千葉県公式観光情報サイト-まるごとe! ちば-

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