道後温泉駅 [1]

道後(どうご)

道後は、愛媛県松山市の地名で、日本三古湯の一つ【道後温泉】で知られる。道後温泉は、夏目漱石の小説「坊つちやん」(1905年)にも描かれ、愛媛県の代表的な観光地となっている。周辺には、道後公園、湯築城跡、湯神社、伊佐爾波神社、宝厳寺、にきたつの道、セキ美術館、松山市立子規記念博物館などの見所が多数ある。道後温泉への最寄駅は伊予鉄道城南線の「道後温泉駅」である。

道後温泉駅前には、放生園という小公園があり、坊っちゃんからくり時計、足湯、湯釜などがある。駅前広場には夜間は坊っちゃん列車の機関車と客車が留め置かれ、ライトアップされている。足湯は湯釜を取り囲む形でベンチが作られ、腰を下ろして足を温泉に浸け、歩き疲れを取ることができる。

坊っちゃん列車 [12]

道後温泉街はその中央にある道後温泉本館を中心としている。本館自体が観光施設であるが商店街なども観光客で賑わう。温泉本館前から、市内電車の道後温泉駅まで、L字型に道後温泉商店街があり、土産物店や飲食店などが軒を連ねており、さまざまな特産品や名物を販売している。

道後温泉本館 [14]

松山市銘菓【坊っちゃん団子】は、道後温泉発祥の菓子である。夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場する団子屋のモデルになった『つぼや菓子舗』の2代目相原宇太郎が、漱石が食べた「湯晒団子」から考案した。「湯晒団子」は、赤餡と白餡の団子を三つ串に刺したものであったが、「坊っちゃん団子」は抹茶・卵・小豆と色の違う団子を3個串刺しにしたものが最もポピュラーな商品となっている。

坊っちゃん団子 [6]

愛媛県名産のみかんにちなみ、『道後たまや』では季節限定で【みかんおにぎり】を販売している。みかん味のご飯で作られたおにぎりである。ちょうど温州みかんくらいの大きさで、本物の葉っぱが飾り付けられており、本当のみかんのような見た目になっている。また、【みかんの木】は、愛媛県の特産品である柑橘を扱うお店で、当店オリジナルの「いよかんジェラート」をはじめ、各種柑橘ジュース、PONジュースを使ったソフトクリームなどを販売している。

松山市の郷土菓子【タルト】も販売されている。松山市周辺でタルトと言えば、「皿状にした生地にフルーツなどを盛り付ける焼き菓子」の方のタルトではなく、薄いカステラ生地で餡を巻いて作るロールケーキ状の菓子のことである。

なお、豚カツ店『清まる』が、道後店(道後温泉近くの店舗)で提供していた【とんかつパフェ】は、豚カツとリンゴ、オレンジ、キウイフルーツなどのフルーツ、アイスクリーム、生クリーム等をトッピングしたパフェであるが、現在では道後店は閉店しており、2014年以降は花園店(いよてつ松山市内線・松山市駅前停留場近くの店舗)で提供されている。

とんかつパフェ [11]


物件
・坊ちゃん団子屋(食品)
・ミカンおにぎり屋(食品)
・タルト屋(食品)
・ミカン園(農林)
・とんかつパフェ屋(食品)
・道後温泉郷(観光)

近隣の街(駅)
松山(1マス)
今治(3マス)

参考文献
[1] 道後温泉駅 – Wikipedia
[2] 道後 – Wikipedia
[3] 道後町 – Wikipedia
[4] 道後温泉 – Wikipedia
[5] 道後温泉郷 – Wikipedia
[6] 坊っちゃん団子 – Wikipedia
[7] つぼや菓子舗
[8] 愛媛を堪能せよ! 道後温泉で売っている みかん味の「みかんおにぎり」は絶対に食べておきたい地元グルメ | ロケットニュース24
[9] えひめ果実倶楽部 みかんの木 | 道後湯之町 十五万石 MASARU
[10] タルト (郷土菓子) – Wikipedia
[11] とんかつパフェ – Wikipedia
[12] 坊っちゃん列車 – Wikipedia
[13] 道後温泉商店街 – Wikipedia
[14] 道後温泉本館 – Wikipedia

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