遠軽駅は、北海道紋別郡遠軽町岩見通南１丁目にある、JR線（JR北海道）石北本線の駅。遠軽町の代表駅であり、全国でも数少ない平面スイッチバック駅のため、特急「オホーツク」「大雪」・特別快速「きたみ」や貨物列車を含めた全ての列車が停車する。石北本線と名寄本線の分岐する鉄道の要衝であったが、1989年に名寄本線が廃止され、石北本線のスイッチバックだけの駅になっている。
遠軽町はオホーツク管内中部に位置する内陸の町である。町の西端に道央圏とオホーツク海側とを結ぶ主要ルートの１つ・北見峠があり、中心の遠軽地区は道央方面と紋別・北見・網走の各方面との交通の結節点として栄えた。また西部の白滝地区は旧石器時代には国内有数の黒曜石およびそれを原材料にした石器の産地であり（白滝ジオパーク）、大正時代には合気道創始者の植芝盛平が入植し武術の道に入ったゆかりの地としても知られる。
主な産業は、商業と農業、林業、木材加工業である。開拓期に学田農場入植者の手で始められた【ハッカ】栽培が戦後にかけて盛んで、北海道農業試験場遠軽試験地（1950年開設、1997年廃止）は寒地向けニホンハッカ８品種を開発し寒冷地のハッカ産業に貢献した。現在は、基幹作物の小麦、てん菜、タマネギをはじめ、じゃがいもや【アスパラガス】などが栽培されている。標高 450 メートルの白滝は美味しいじゃがいもの産地で、地元遠軽町ではじゃがいもは【白滝じゃが】に限ると言う根強いファンも多い。
遠軽町に立地する企業には、ヤマハが製造するグランドピアノ用木製部材の生産・供給を行う【木材加工業】の『北見木材』や、【レトルトスープカレー】商品を初めて開発したレトルト食品製造の『ベル食品遠軽工場』（旧・エヌケイフーズ）などがある。
物件
・ハッカ工芸品屋（観光）
・白滝ジャガイモ畑（農林）
・アスパラガス畑（農林）
・レトルトカレー工場（食品）
・材木工場（農林）
近隣の街（駅）
・北見（１マス）
・上川（３マス）
・美幌（３マス）
参考文献
[1] 遠軽駅 – Wikipedia
[2] 遠軽町 – Wikipedia
[3] JAえんゆう｜えんゆう農業協同組合｜豊かな緑に囲まれた北海道・道東の町
[4] 白滝じゃが | えづらファーム | 遠軽町白滝 | 北海道
[5] 夏の美味しいアスパラ”遠軽にょっきーず” | OKHOTA（オホタ）
[6] 世界へ響く歴史とピアノの音色 – えんがるストーリー
[7] ベル食品 – Wikipedia
[8] 写真素材なら「写真AC」無料（フリー）ダウンロードOK
[9] 【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!