五所川原駅 [1]

五所川原(ごしょがわら)

五所川原駅は、青森県五所川原市字大町にある、JR線(JR東日本)五能線の駅である。津軽鉄道津軽鉄道線の津軽五所川原駅も隣接している。五所川原市の中心部にあり、駅周辺には役所や病院などの公的機関や各種銀行などがそろっている。

五所川原市は、日本の東北地方最北部、津軽半島中南部に位置し、青森県西部に所在する市である。毎年8月4日から8月8日に開催される五所川原立佞武多では、高さが最大で 20m を越す巨大な山車が運行される。五所川原立佞武多を常設展示・保管する【立佞武多の館】では、併設する製作所で製作作業を見学できるほか、紙貼り、色付け等の製作体験も可能である。

五所川原立佞武多 [18]

市内には【津軽金山焼】の焼き物工房もある。金山の大溜池の底に堆積する良質の粘土を大量の赤松を燃料にして、釉薬は一切使わず、高温の登り窯でじっくりと焼き上げた焼締陶器で、深みのある独特の風合いは使い込むほどに表情を変える。

津軽金山焼 [18]

農業では、コメ、【リンゴ】の栽培が盛んである。特に五所川原市のみで栽培されているリンゴ「御所川原」は、皮はもちろん果肉や花、若葉、枝まで赤く、世界的にも大変珍しい赤いリンゴである。9月下旬ごろに落果を待たずに収穫したものは、強い酸味があることから加工用とされる。通称「赤~いりんご」として加工食品が開発されており、ジュース、ワイン、ジャム、洋菓子、花茶等が商品化されている。

「赤~いりんご」の加工品 [18]

市の北西部にある十三湖は、水と淡水が混ざった汽水湖。ここで採れる十三湖のヤマトシジミを使ったご当地ラーメンが、五所川原元祖【しじみラーメン】である。身がふとって旨みが強い十三湖のヤマトシジミは「日本一おいしいシジミ」ともいわれ、そのシジミから溢れ出すエキスとダシをあわせた白濁スープはあっさりとしていながら芳醇である。

十三湖しじみラーメン [18]

麺料理には、東北地方を中心に食べられている【ざる中華】もある。中華麺を茹でて冷やしたものを、めんつゆにつけて食べる料理である。ほかにも、五所川原市民のソウルフードになっている『あげたいの店みわや』の油で揚げた鯛焼き【あげたい】や、立佞武多の館すぐそばにある『睦屋市場中食堂』(2020年閉店)の店内テナントで選んだ刺身でつくるオリジナル海鮮丼【やってまれ丼】などが五所川原のグルメとして知られる。


物件
・やってまれ丼屋(食品)
・中華ざる屋(食品)
・しじみラーメン屋(食品)
・揚げ鯛焼き屋(食品)
・リンゴ園(農林)
・津軽金山焼き工房(商業)
・立ちねぷた記念館(観光)

近隣の街(駅)
金木(1マス)
弘前(2マス)
黒石(3マス)

参考文献
[1] 五所川原駅 – Wikipedia
[2] 五所川原市 – Wikipedia
[3] 五所川原立佞武多 – Wikipedia
[4] 五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)
[5] 立佞武多の館 – Wikipedia
[6] 津軽金山焼
[7] 須恵器 – Wikipedia
[8] 御所川原 – Wikipedia
[9] 赤~いりんご 「御所川原」 – 青森県観光情報サイト
[10] 十三湖名物しじみラーメン和歌山 公式ホームページ
[11] 暑くなってきましたね!「ざる中華」の季節がキマシタ!
[12] ざる中華 – Wikipedia
[13] 青森のたい焼き「あげたい」は、なぜ揚げちゃったの?【全国ソウルフード探訪】
[14] 超ワイルドな「やってまれ丼」だぜ~ – まるごと青森
[15] 五所川原に来たら、食べてみたい!やってまれ丼♪ | 津軽半島観光アテンダント
[16] 睦屋 市場中食堂さん閉店のお知らせです – たちねぷたのやかた
[17] 十三湖 – Wikipedia
[18] 【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI

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