八王子駅は、東京都八王子市旭町にある、JR東日本の駅である。多摩地域最大の人口を擁する八王子市の中心駅であり多摩地域にあるターミナル駅の一つ。中央線で多摩地域東部・東京都区部や甲信地方等と、横浜線で神奈川県内と、八高線経由で多摩地域北部や埼玉県西部等と結ばれている。また、京王電鉄の京王八王子駅が徒歩5分ほどの距離にある。
八王子市は、東京都西部(多摩地域)に位置する市である。多摩地域の行政と商業の中心都市として、国や東京都の出先機関、商業施設や商店街などが集積する都市となっている。古く戦国時代には後北条氏および徳川氏から軍事拠点として位置づけられて城下町となり、江戸時代には甲州街道の宿場町(八王子宿)として栄えた。絹織物産業(多摩織)・養蚕業が盛んであったために「桑の都」および「桑都」(そうと)という美称がある。高度成長期以降はベッドタウンとして発展していった。
1960年代に入ると明治期以降に隆盛した繊維工業が衰退し、1970年代以後の工業団地造成にともなって、電気機械・精密機器製造業の比重が高まっている。八王子に拠点を置く製造業には、【接着剤】などを開発製造する『スリーボンド』や、【消防車】の製造を手掛ける『日本機械工業』、【ミシン】メーカーの『ジャノメ』などがある。また、都心のキャンパスが手狭になった上に工場等制限法で近隣での拡張が困難になった大学の移転が相次いだことで学園都市と呼ばれるようになり、産学共同研究も盛んに行われるようになった。
料亭や美術館などを運営する「うかい」も八王子に本社を置き、八王子・大和田の銘水と厳選された大豆でつくる名物「うかい豆腐」を提供する【豆腐料亭】『とうふ屋うかい 大和田店』を市内で運営している。また、八王子全域ではなく、戦後いわゆる闇市があった横山町・八幡八雲神社周辺の文化であるが、【パンカツ】というC級グルメがある。その名のとおり、パンにパン粉をつけたカツである。せめてカツの気分だけでも味わいたいという人に出していた食べ物で、屋台では結構な人気だったようである。八王子市元横山町のお好み焼き店『やまと』などで提供されている。
物件
・パンカツ屋(食品)
・豆腐料亭(食品)
・接着剤工場(工業)
・消防自動車工場(工業)
・ミシン工場(工業)
近隣の街(駅)
・新宿(2マス)
・秩父(2マス)
・甲府(2マス)
・富士吉田(2マス)
参考文献
[1] 八王子駅 – Wikipedia
[2] 八王子市 – Wikipedia
[3] スリーボンド – Wikipedia
[4] 日本機械工業 – Wikipedia
[5] ジャノメ – Wikipedia
[6] うかい – Wikipedia
[7] 東京・八王子 とうふ料理「とうふ屋うかい 大和田店」
[8] 八王子が誇るC級グルメ「パンカツ」はもっとメジャーになっていい – メシ通 | ホットペッパーグルメ