花巻駅は、岩手県花巻市大通り一丁目にあるJR東日本の駅で、東北本線と釜石線が乗り入れている。花巻市の中心駅である。また、市内には東北新幹線も通っており、在来線の釜石線との交差地点に新花巻駅が設けられており、両線の接続駅となっている。
花巻市は岩手県のほぼ中央に位置し、西に奥羽山脈、東に北上高地の山並みが連なる肥沃な北上平野に位置し、季節ごとに変化に富んだ自然風景が広がる美しいまちである。市の西部に観光地として【花巻温泉郷】を擁する。
詩人・童話作家で、作品中に登場する架空の理想郷に岩手県をモチーフとしてイーハトーブと名付けたことで知られる【宮沢賢治】生誕の地である。市内には、スクリーン映像や関係資料によって作品に至る創作過程や最新の研究成果などを展示紹介する「宮沢賢治記念館」をはじめ、「宮沢賢治イーハトーブ館」、「宮沢賢治童話村」など宮沢賢治に関連したさまざまな施設があるほか、賢治生誕祭や賢治祭などの催しも行われている。
諸説あるが、岩手県の名物である【わんこそば】発祥の地とも言われる。毎年2月11日に開かれている「わんこそば全日本大会」は、わんこそばを花巻名物として広めようと昭和32年に企画されたことをはじまりとする。制限時間5分間で何杯食べられるかを競う大会で、これまでの最高杯数は258杯である。趣向をこらして相撲になぞらえた形で行われており、行司衣装を身にまとった「行司」が取り組みを仕切り、食べる選手は「食士」、一番食べた選手を「横綱」と呼んでいる。
市内には【ほろほろ鳥】の専門農家『石黒農場』もある。「ほろほろ鳥」とは、アフリカのギニア地方原産の熱帯地方に生息するキジ科の鳥である。ヨーロッパでは、鶏に比べて肉質のよさや食感等が高く評価されており、「食鳥の女王」として一般家庭だけでなく高級食材としても需要が高い。日本料理にもよく合うクセのない鳥である。
物件
・わんこそば屋(食品)
・宮沢賢治グッズ屋(観光)
・ほろほろ鳥農場(農林)
・花巻温泉郷(観光)
近隣の街(駅)
・盛岡(1マス)
・遠野(1マス)
・平泉(2マス)
参考文献
[1] 花巻駅 – Wikipedia
[2] 花巻市 – Wikipedia
[3] 【公式】有限会社石黒農場|岩手県花巻市の”ほろほろ鳥”専門農家
[4] 花巻温泉郷 – Wikipedia
[5] わんこそば – Wikipedia
[6] ホロホロチョウ – Wikipedia
[7] 宮沢賢治 – Wikipedia
[8] 宮沢賢治トップページ|花巻市
[9] 第64回わんこそば全日本大会|【花巻観光協会公式サイト】
[10] いわての旅:岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」