氷見駅は、富山県氷見市伊勢大町一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)氷見線の駅で、同線の終着駅である。
氷見市は、富山県北西部に位置する市である。能登半島付け根の東側、富山湾西岸に所在し、宝達丘陵で石川県と県境を接する。
昔からの市街地は、氷見駅周辺から北へ海岸近くに延びている。藤子不二雄A(漫画家)の生家・光禅寺に近い比美町商店街では、藤子作品のギャラリーやキャラクター像を設置している。氷見漁港に併設された場外市場「ひみ番屋街」など海の幸、氷見温泉郷などを目当てに訪れる観光客も多い。
氷見といえば【寒ブリ】というほど地域に根付いている。富山湾辺りにブリがやってくるのは11月頃からで、日本海の北から温かい場所を求めて南下する途中、能登半島にぶつかり氷見の海へと入ってくる。氷見の沿岸部に入ってきたブリは仕掛けられた定置網に迷い込み、丁寧に水揚げされる。ブリは出世魚として知られており、富山では、コヅクラ、【フクラギ】、ガンド、ブリの順に成長する。普段から氷見ではガンドやフクラギをよく食べるが、特に美味しいブリが揚がる年末年始には正月の定番料理として食べる。
氷見市周辺の郷土料理に【氷見うどん】がある。作り方は稲庭うどんと同じで竹によりながらかける手縫いで油を塗らない。ルーツは輪島のそうめんで、1751年(宝暦元年)に「高岡屋」が輪島から技法を取り入れて作り始めたとされる。元々は「糸うどん」との名称で、他の手延べうどんとは異なり、最後まで手で撚りをかける特徴があり、高岡屋においては「一糸伝承」の名で現在も販売されている。発祥は高岡屋であるが当時登録がされなかったため、商標としては昭和50年に創業した海津屋の関連会社が保有する。
物件
・氷見うどん屋(食品)
・ふくらぎ料理(食品)
・寒ブリ料理屋(食品)
近隣の街(駅)
・高岡(2マス)
・射水(2マス)
・富山(3マス)
参考文献
[1] 氷見駅 – Wikipedia
[2] 氷見市 – Wikipedia
[3] 氷見の魚を全国にお届け ひみ水産 – 富山県氷見市
[4] 富山湾のフクラギ – プライドフィッシュ
[5] ブリ – Wikipedia
[6] 氷見うどん – Wikipedia
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