諫早駅 [1]

諫早(いさはや)

諫早駅は、長崎県諫早市永昌町にある、九州旅客鉄道(JR九州)・島原鉄道の駅である。JR九州の長崎本線と大村線、島原鉄道の島原鉄道線の計3路線が乗り入れている。諫早市の中心駅で、長崎県内で長崎駅に次いで2番目、長崎本線の駅では3番目に利用者が多い。

諫早市は、長崎県の中央部にある市で、長崎県内の交通結節点としての役割を持つ。周囲を有明海(諫早湾)、大村湾、橘湾の3つの海に囲まれ、東部の諫早湾では古くから干拓が進められたことで長崎県では数少ない平野地形が広がり、この干拓地は県下最大の穀倉地帯となっている。西部は新興住宅地、工業団地が数多く立地し、市の製造品出荷額は県内1位を誇り、農業、工業の二面性を持った都市である。

諫早中央干拓 [9]

諫早市は、【フルーツゼリー】で知られる『たらみ』の創業地であり、現在も製造工場が立地している。また、『ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング』長崎テクノロジーセンターの【半導体工場】など、電子技術や航空宇宙関連の先端技術企業が進出し、県央地域はもとより長崎県の産業拠点を形成している。

諫早市の特産品には、「うなぎ」や「米おこし」などがある。

諫早は江戸時代から鰻処として近隣に知られていた。諫早の【うなぎの蒲焼】は、焼きのあと、二重底になった京都の楽焼きの独特な器を使い、仕上げにその器で蒸すのが特徴である。楽焼きの空洞部分にお湯が入っているため、うなぎがほどよく蒸されてふっくらとし冷めにくく、とろけるような独特な舌触りが生まれる。

うなぎの楽焼(© NPTA)[10]

江戸時代に米は貴重な食べ物であったが、米どころ諫早の余剰米と長崎街道で運ばれる砂糖が出会い、米と砂糖を使用した贅沢なスイーツ【米おこし】(諫早おこし)が誕生した。伝統的な「黒おこし」は乾飯(蒸してから乾燥させた米を炒ったもの)と黒砂糖、水飴が原料になっている。

杉谷本舗のおこし詰合せ (Amazon)


物件
・米おこし屋(食品)
・うなぎ蒲焼屋(食品)
・フルーツゼリー屋(食品)
・半導体工場(工業)

近隣の街(駅)
長崎(2マス)
小城(2マス)
茂木(3マス)
佐賀(3マス)

参考文献
[1] 諫早駅 – Wikipedia
[2] 諫早市 – Wikipedia
[3] たらみ – Wikipedia
[4] 株式会社たらみ – フルーツゼリー/デザート
[5] ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング – Wikipedia
[6] 祝・日本遺産認定!長崎街道シュガーロードの旅〜諫早おこし編
[7] 食 | 諫早市公式ホームページ
[8] 諫早おこし – Wikipedia
[9] 写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
[10] 【公式】長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット