上越市は、新潟県の南西部(上越地方)に位置する都市である。新潟県内では新潟市、長岡市に次いで第3位の市域人口を擁する。日本三大夜桜のひとつと称される高田城址公園の桜や、高田城下町の総延長16 kmもの雁木通りの町並みなどで知られる。
頸城平野で古くから相互補完の関係を築いてきた内陸の城下町である高田と沿岸の港町である直江津であるが、1971年(昭和46年)に両市が合併して発足した。合併前時点での両市の人口は、高田市が約7.5万人、直江津市が約4.5万人であった。その後、2005年(平成17年)に周辺13町村を編入合併し、市域面積が約4倍になり、県内では村上市に次ぐ第2位の広さとなった。
産業では、関川水系などの水力発電による豊富な電力や油田を背景として近代以降に【化学工業】が発展し、現代でも直江津港周辺を中心に『信越化学工業』直江津工場など大規模工場が立地する。
高田では機械工業が発展し、農業機械の製造分野で日本を代表する大手メーカー『大島農機』、プリント基板向けの【電子材料】や光学ディスプレー材料を主力とする『有沢製作所』などがある。また、【液晶ディスプレイ】の偏光フィルムなどの開発・製造・販売を行う『ポラテクノ』が板倉区に本社を置いていたが、2019年日本化薬の完全子会社となった。
市内の鉄道には、JR線・信越本線および北陸新幹線、北越急行・ほくほく線、えちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインおよび日本海ひすいラインが通っている。北陸新幹線の駅は上越市南部にあり、高田市街地と妙高市市街地のほぼ中間に位置する「上越妙高駅」である。このほか「直江津駅」は、上越地方の在来線の拠点駅として機能しており、駅弁【鱈めし】が名物として知られる。なおJTB時刻表では、高田地区中心部の「高田駅」を市の中心駅として表記している。
物件
・鱈めし屋(食品)
・化学工場(工業)
・液晶工場(工業)
・電子工学工場(工業)
近隣の街(駅)
・長野(2マス)
・糸魚川(3マス)
・小布施(3マス)
・千曲(3マス)
参考文献
[1] 高田駅 (新潟県) – Wikipedia
[2] 直江津駅 – Wikipedia
[3] 上越妙高駅 – Wikipedia
[4] 上越市 – Wikipedia
[5] 信越化学工業 – Wikipedia
[6] 信越化学工業株式会社
[7] 大島農機 – Wikipedia
[8] 大島農機株式会社
[9] 有沢製作所 – Wikipedia
[10] 株式会社 有沢製作所
[11] ポラテクノ – Wikipedia
[12] 日本化薬 – Wikipedia
[13] 【直江津名物 鱈めし】酒飲みの酒飲みによる酒飲みのための駅弁! | だって富山人だもの
[14] 高田城址公園 – Wikipedia
[15] 直江津港 – Wikipedia
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