笠間駅は、茨城県笠間市下市毛にあるJR東日本・水戸線の駅。当駅は笠間市中央部に位置し、合併前の旧市の中心市街地、笠間日動美術館・笠間稲荷神社・佐白山(笠間城跡)の最寄駅である。なお、2006年に旧笠間市、友部町、岩間町が合併して新笠間市が発足する際、市の名前は笠間市、市役所は旧友部町役場と決められたため、現在の市役所本庁舎の最寄駅及び市の代表駅は常磐線友部駅となっている。
笠間市は、関東地方の北東部、茨城県中部の県央地域に位置する市である。北西部に八溝山系が穏やかに連なる丘陵地帯で、西部には吾国山南西部には愛宕山が位置する。北西部から東南部にかけては概ね平坦な台地が広がり、中央を涸沼川が北西部から東部にかけ貫流する。五穀豊穣・商売繁盛の神として古くから厚い信仰を集め日本三大稲荷に数えられる笠間稲荷神社の鳥居前町として、また承久元年(1219年)に笠間時朝が築城し江戸時代には笠間藩の藩庁が置かれた笠間城の城下町として栄えてきた。
最近では【笠間焼】の生産地として知られ、春や秋に行われる陶器市の時期には多くの観光客で賑わう。笠間焼は、江戸時代中期の安永年間(1770年代)から作られ始め、幕末から明治にかけては江戸(東京)に近い利点から大量生産の機会を得て、技術者や従事者も飛躍的に増えた。以後、時代の転換にともなって生産品の変化などを経て、現在では300人に近い陶芸作家や窯元のいる関東地方屈指の窯業産地となっている。安価で実用的な水瓶や徳利から、芸術的で斬新なデザインのオブジェまで多種多様な焼き物が焼かれている。
茨城県は日本一の【栗】の生産量を誇り、笠間市は県内一の栽培面積を誇る代表的な産地としても知られている。温暖な気候や保水性・通気性に優れた火山灰土壌が美味しく薫り高い栗を育む。笠間市では、関係者が一体となって「笠間の栗グレードアップ会議」を設立し、貯蔵栗のブランド化も進めている。「笠間の栗 極み」は、甘くて香りの高い丹沢、筑波、岸根の3品種を厳選し、さらにその中から3L以上の大粒のみを約1ヶ月間0度~マイナス1度前後に保った冷蔵庫で「零蔵熟成」させた、大粒で甘く香り高い商品である。
桃鉄の生みの親である、さくまあきら氏によると、笠間は【笠間そば】でも有名とのことである。同氏は笠間芸術の森公園の真向かいに店を構える『そば切り一兵衛』を訪れている。同店の蕎麦は、せいろ、田舎、白雪の三種類から選べる。白雪は、そばの実の芯の部分だけの粉を湯ごねでつないだ真っ白いそばで、食レポ界のレジェンド・彦摩呂氏もオススメしている逸品である。
物件
・笠間そば屋(食品)
・栗林(農林)
・笠間焼き工房(商業)
近隣の街(駅)
・水戸(1マス)
・ひたちなか(2マス)
・土浦(2マス)
参考文献
[1] 笠間駅 – Wikipedia
[2] 笠間市 – Wikipedia
[3] 笠間焼 – Wikipedia
[4] 特集笠間の栗 | 旬のうまいもの特集 – 茨城をたべよう
[5] ゆでまんじゅう。 – さくまあきらホームページ:仕事人裏日記
[6] 【そば切り一兵衛】食レポのレジェンドが愛する蕎麦! そんでもって笠間陶炎祭の会場にもメチャ近い@茨城県笠間市│ぼっちメシ研究所
[7] 笠間稲荷神社 – Wikipedia
[8] 笠間城 – Wikipedia
[9] 観光いばらきフォトライブラリー | 茨城県の画像素材を無料でダウンロード、しかも二次利用可能!