北見駅 [1]

北見(きたみ)

北見駅は、北海道北見市大通西1丁目にあるJR線(JR北海道)石北本線の駅で、北見市の代表駅である。特別快速「きたみ」の始発・終着駅であり、特急「オホーツク」「大雪」を含めた全ての旅客列車が停車する。

北見市は、北海道東部の東大雪山系三国山を源流とする常呂川・無加川流域に位置し、北見盆地を経てオホーツク海に至る東西 110 km ある市域となっている。オホーツク圏の中心都市であり、道内の主要都市と比較すると第一次産業の割合が高い。農業においては【タマネギ】の生産量・出荷量が日本一となっているほか、砂糖の原料となる【てん菜】(ビート)、小麦、じゃがいもを基幹作物としている。漁業では、ホタテ漁が盛んで「ホタテ養殖発祥の地」にもなっている。

タマネギ収穫 [10]

北見地方は、往年には世界シェアの70%以上を生産していた【天然ハッカ】が地域発展の礎となった。時代の変化とともに、世界に誇った「ホクレン北見薄荷工場」は閉鎖されたが、研究所として建てられた施設は北見市に寄贈されて、1986年(昭和61年)に「北見ハッカ記念館」として開館した。隣接する薄荷蒸溜館は、ハッカ農家による一連の工程を理解することを目的にしており、当時のハッカ小屋(木造)をイメージした建物になっている。

北見ハッカ記念館 [9]

常呂自治区は旧常呂町時代からカーリングの町として知られており、区域内に【カーリング場】『アドヴィックス常呂カーリングホール』がある。住民らによるカーリングチームとリーグ戦もあり、多くのカーリングの五輪日本代表選手も輩出している。2018年に平昌オリンピックで日本のカーリング史上初のメダルを獲得したロコ・ソラーレ(LS北見)も常呂自治区を拠点としている。

アドヴィックス常呂カーリングホール [7]

ご当地グルメには【オホーツク北見塩やきそば】がある。生産量日本一の北見のタマネギに、冬のオホーツクでとれた身が引き締まったホタテなど季節の美味しい食材を、オホーツクの自然塩を使い開発された特製の「塩だれ」でまとめあげたやきそば料理である。

オホーツク北見塩やきそば [6]


物件
・ハッカ工芸品屋(観光)
・塩焼きそば屋(食品)
・ビート畑(農林)
・タマネギ畑(農林)
・カーリング場(観光)

近隣の街(駅)
遠軽(1マス)
紋別(3マス)

参考文献
[1] 北見駅 – Wikipedia
[2] 北見市 – Wikipedia
[3] てん菜 | JAきたみらい
[4] 北見ハッカ通商 公式サイト
[5] オホーツク北見塩やきそば 定義とルール – アサヒビール
[6] オホーツク北見塩やきそば – Wikipedia
[7] 北見市常呂町カーリングホール – Wikipedia
[8] 北見ハッカ記念館 – Wikipedia
[9] ニホンハッカ – Wikipedia
[10] 【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!