宮島口駅 [1]

宮島(みやじま)

厳島(通称:宮島)は、広島県廿日市市宮島町にある島で、瀬戸内海西部、広島湾の北西部に位置する。

古代より、島そのものが自然崇拝の対象であったと考えられる。平安時代末期以降は、厳島神社の影響力の強さや海上交通の拠点としての重要性から、たびたび歴史の表舞台に登場するようになった。江戸時代中期には、日本三景の一つに挙げられる景勝地として広く知られることにもなり、日本屈指の参詣地・観光地として栄えるようになった。景勝地としての厳島の中心は、海上に浮かぶ朱塗の大鳥居と社殿で知られる厳島神社である。島の最高峰・弥山(標高535m)山頂から望む瀬戸内海の多島美も人気がある。

厳島神社 [11]

西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の宮島口駅が厳島(宮島)への玄関口となっており、駅周辺は土産物店や名物の【あなご飯屋】・カキ小屋、【広島風お好み焼き屋】などが並ぶ。ちなみに、「あなご飯」は宮島口駅の駅弁として考案されたのが元祖で、宮島名物として定着したものである。

穴子飯弁当 [14]

宮島の名産品に【もみじ饅頭】がある。もみじ饅頭は明治時代後期の和菓子職人「高津常助」によって、宮島にある紅葉の名所、紅葉谷(もみじだに)にちなんだ菓子として考案された。宮島には焼きたてのもみじ饅頭を供する店舗が軒を連ねている。また、考案者の孫である加藤宏明が残された焼き形を使い、宮島口にて元祖もみぢ饅頭「高津堂」としてもみぢ饅頭の製造販売をしている。

元祖もみぢ饅頭 [10]

願掛けの文字を入れた【しゃもじ】も宮島の名物土産として人気である。参拝客や文化人相手の観光商売が水もので、島に産業がないことを町衆が嘆いているのを知った宮島光明院の僧誓真が、弁財天の琵琶に着想を得てしゃもじを名物として売り出すことを町衆に教えたことが起源とされる。現在でもしゃもじの別名を「みやじま」と呼んで、高校野球では広島県代表がしゃもじで応援するのが定番となるほど定着している。


物件
・紅葉まんじゅう屋(食品)
・広島風お好み焼き屋(食品)
・あなご飯屋(食品)
・しゃもじ工房(商業)

近隣の街(駅)
広島(1マス)
岩国(1マス)
(2マス)
柳井(2マス)

参考文献
[1] 宮島口駅 – Wikipedia
[2] 厳島 – Wikipedia
[3] アナゴ – Wikipedia
[4] あなごめし|グルメ|一般社団法人宮島観光協会
[5] お好み焼き|グルメ|一般社団法人宮島観光協会
[6] 厳島神社付近で本場のお好み焼きを!人気の名店〜穴場13選
[7] 店舗紹介【ちんちくりん宮島口店】|お好み焼・鉄板焼 ちんちくりん
[8] 花子 宮島口店
[9] 宮島 ランチに広島風お好み焼き|お好み焼まとちゃん
[10] もみじ饅頭 – Wikipedia
[11] 厳島神社 – Wikipedia
[12] 弥山 (広島県) – Wikipedia
[13] しゃもじ – Wikipedia
[14] あなご飯 – Wikipedia

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