長浜駅 [1]

長浜(ながはま)

長浜駅は、滋賀県長浜市北船町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅で、滋賀県北東部の湖北地方に所在する長浜市の中心駅・代表駅である。北陸本線に属するが、1991年(平成3年)の田村駅 – 当駅間の直流化、さらには2006年(平成18年)の敦賀駅までの直流化により停車する列車の多くが京都・大阪方面に直通している。また、当駅 – 米原駅間は東海道本線米原駅 – 京都駅間と合わせ、愛称である「琵琶湖線」の区間に含まれている。

現在の駅舎は2006年の敦賀駅までの直流化に合わせて完成した橋上駅舎で、初代駅舎をモチーフにデザインされている。なお、1903年まで供用されていた初代駅舎は【鉄道保存展示施設】『長浜鉄道スクエア』を構成する施設として保存されている。

長浜鉄道スクエア 旧長浜駅舎 [3]

長浜市は、滋賀県の湖北地方に位置する市である。市域は琵琶湖から岐阜県・福井県境まで湖北地方の大部分を占める。商工業都市として近世から発達しており、灸(【せんねん灸】ブランド)その他の医療機器や化粧品・医薬部外品の発売元会社『セネファ』を始め、多くの企業が工場を立地している。

中心市街は、羽柴秀吉によって長浜城の城下町として整備された。長浜城の廃城後は、大通寺(長浜御坊)の門前町、北国街道や琵琶湖水運の要衝として発展し、湖北地方の中心地とされている。姉川古戦場など戦国時代の史跡が多く、国友は近世に国内有数の鉄砲生産拠点として栄えた。

大通寺 [12]

竹生島や長浜城、戦国時代の史跡をはじめとする歴史的文化遺産に加え、1980年代以降黒壁スクエアを核とした旧市街再生が進められ、滋賀県内最大の観光都市として成長している。

【黒壁スクエア】は、伝統的建造物群を生かした観光スポットで、黒漆喰の和風建築が連続性の高い情緒ある町並みを形成している。その古建築を活用した【オルゴール館】や【ガラス工房】、【フィギュア専門ミュージアム】『海洋堂フィギュアミュージアム黒壁』等の文化施設、レストラン、カフェ等が集積する。

黒壁スクエア [5]

滋賀県の代表的な郷土料理で、湖北地方の名物料理として知られる【カモなべ】は、鴨肉を白菜やねぎなどの野菜、豆腐などと一緒に煮込んで作る料理である。豊臣秀吉は近江国長浜城主だったころ琵琶湖の鴨を好んで食べており、長浜には天保年間創業の鴨鍋の老舗が残っている。

鴨鍋 [8]


物件
・カモなべ屋(食品)
・オルゴール館(観光)
・ガラス工房(観光)
・まんねん灸工場(工業)
・フィギュア博物館(観光)
・鉄道記念館(観光)
・黒壁の町並み(観光)

近隣の街(駅)
彦根(2マス)
敦賀(2マス)
近江八幡(3マス)

参考文献
[1] 長浜駅 – Wikipedia
[2] 長浜市 – Wikipedia
[3] 長浜鉄道スクエア – Wikipedia
[4] セネファ – Wikipedia
[5] 黒壁スクエア – Wikipedia
[6] 黒壁三號館 黒壁オルゴール館
[7] 海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 – Wikipedia
[8] 鴨鍋 – Wikipedia
[9] 【滋賀県】【鴨鍋】とは?琵琶湖と真鴨料理の歴史を解説
[10] 長浜城 (近江国) – Wikipedia
[11] 姉川の戦い – Wikipedia
[12] 真宗大谷派長浜別院大通寺 – Wikipedia
[13] 竹生島 – Wikipedia

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