中札内駅は、かつて北海道河西郡中札内村字札内に存在した日本国有鉄道（国鉄）広尾線の駅。広尾線の廃線に伴い、1987年（昭和62年）２月２日に廃駅となった。跡地は「鉄道記念公園」として整備されている。駅舎は撤去されたものの、公園入口に蒸気機関車の動輪を使ったモニュメント、腕木式信号機、レール、アスファルト舗装されたホームが保存され、ホームに横付けされた形で有蓋車２両が静態保存・展示されている。現在、村内に鉄道路線は通っておらず、鉄道の最寄り駅はJR北海道・帯広駅となる。
中札内村は、十勝平野南西部に位置し、日高山脈中央部に源を発する札内川流域に広がっている。村の西部は日高山脈襟裳国定公園になっており、札内川上流は日本国内最大級のケショウヤナギ群生地として希少価値がある。十勝幌尻岳（ポロシリ）は国の名勝「ピㇼカノカ」の１つに指定されている。基幹産業は農業で、寒冷型の畑作と酪農、畜産を主体に生産性の高い経営をしている。畜産関係では生乳、鶏卵、ブロイラー、豚肉生産が盛んである。
【生キャラメル】の製造販売事業で成長を遂げた『花畑牧場』は、十勝地方の観光スポットの一つとなっている。タレントの田中義剛氏が代表取締役社長並びに牧場長を務めている。チーズやスイーツを製造するほか、チーズ工房から毎日出る栄養豊富な乳清（ホエイ）を与え肥育した豚【ホエイ豚】も生産している。
村内には、上質なチーズを生産し、数々のチーズコンテストで賞を受賞している【チーズ工房】『十勝野フロマージュ』もある。工房隣の直売店では、北海道洞爺湖サミットで提供され、JAL国際線機内食としても採用されている人気商品「おいしいカマンベール」をはじめ、マッシュポテトにチーズを練り込んだ「十勝アリゴ」など、ひとつひとつ丹念につくりあげた手づくりナチュラルチーズを販売している。
物件
・生キャラメル工場（食品）
・チーズ工房（食品）
・ホエー豚農場（農林）
近隣の街（駅）
・帯広（２マス）
・芽室（３マス）
・池田（４マス）
参考文献
[1] 中札内駅 – Wikipedia
[2] 中札内村 – Wikipedia
[3] 村の農業 | 農業 | 経済・産業 | 中札内村 ～花と緑とアートの村～
[4] 花畑牧場は、厳選した北海道産の素材を活かした手造りのスイーツやチーズ、生キャラメルなどを製造販売しています。
[5] 花畑牧場 – Wikipedia
[6] 十勝野フロマージュ | 十勝中札内村で生まれた上質なチーズ | 北海道
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