中洲川端駅 [1]

中洲(なかす)

中洲は、福岡市博多区の地名で、那珂川と博多川に挟まれた中州に位置する歓楽街である。那珂川の流れに沿って北西から南東にかけて約1キロ、横幅約200メートルの細長い地形を呈する。最寄り駅は、福岡市交通局(地下鉄空港線・箱崎線)の中洲川端駅である。

中洲は、九州最大の歓楽街であり、西日本一の歓楽街とされる。また、東京の新宿・歌舞伎町、札幌・すすきのと並んで、日本を代表する三大歓楽街のひとつとされている。中洲中島町を除いた地区が歓楽街に該当し、中洲中央通りが歓楽街の中心である。那珂川の対岸は「西中洲」と呼ばれ、「中洲の続き」という位置付けである。

中洲 [12]

天神や長浜地区とともにラーメン店などの屋台の出店が多い地域【屋台村】でもある。

清流公園の屋台街 [2]

中洲を中心に周辺には、多くの飲食店が集積されており、豚骨ラーメンの代名詞的存在である【博多ラーメン】を提供するラーメン店から、創業明治6年の【老舗うなぎ屋】『博多名代 吉塚うなぎ屋』まで、実にさまざまな飲食店が揃っている。

昭和二十四年から博多中洲の街で愛される【九州一口餃子】発祥の店『宝雲亭』や、明治15年から続く老舗のうどん屋『かろのうろん』(生粋の博多弁では、だ行をら行で発音するため、店名の「かろのうろん」は【かどのうどん】という意味)、元祖【いかの活造り】『河太郎』などがある。

かろのうろん [11]

新鮮な野菜を豚バラ肉でぐるぐると巻いた串焼である【野菜巻き串】は、見た目が色鮮やかでフォトジェニック、ボリュームもありながらヘルシーということで女性を中心に人気に火が付き、本場博多ではなかなか予約がとれない人気店が出るほどブームになっている。

隣接する住吉地区には、複合商業施設【キャナルシティ博多】もある。英語で「運河」を意味する「キャナル」(canal)の名前の通り、地下1階には疑似運河が流れている。運河沿いにはサンプラザステージがあり、ほぼ毎日マジックショーなどの様々なイベントが行われており、週末を中心に音楽ライブや地元テレビ局の番組収録なども頻繁に行われている。

キャナルシティ博多内部 [3]


物件
・博多ラーメン(食品)
・野菜巻き串屋(食品)
・ひとくち餃子屋(食品)
・角のうどん屋(食品)
・イカ料理屋(食品)
・老舗うなぎ屋(食品)
・屋台村(食品)
・カナリヤシティ(観光)

近隣の街(駅)
博多(1マス)
太宰府(2マス)
糸島(2マス)
唐津(2マス)

参考文献
[1] 中洲川端駅 – Wikipedia
[2] 中洲 – Wikipedia
[3] キャナルシティ博多 – Wikipedia
[4] 博多ラーメン – Wikipedia
[5] 創業明治六年【博多名代 吉塚うなぎ屋】
[6] 餃子ひとすじ 宝雲亭 – 昭和24年から続く博多一口餃子
[7] かろのうろん | 福岡観光地検索
[8] イカに感謝、通の食べ方は「全刺し」 中洲、生き造り発祥の店で14の部位に命名|【西日本新聞me】
[9] 福岡で呼子のイカの活き造りを味わえる「河太郎」
[10] 【博多名物のご紹介】新名物?野菜巻き串とは – 神田いなせもん
[11] 博多うどん – Wikipedia
[12] 博多区 – Wikipedia