大分駅は、大分県大分市要町1番1号にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅で、日豊本線、久大本線、豊肥本線の3路線が乗り入れている。大分県の県庁所在地である大分市の代表駅である。
大分市は、大分県の沿海部のほぼ中央に位置し、大分県の行政・経済・交通の中心地で、大分都市圏の中心地でもある。古くは豊後国の国府が置かれ、府内と呼ばれた。中世には大友氏の城下町として発展し、戦国時代にはキリシタン大名大友義鎮(宗麟)の庇護のもと、日本におけるキリスト教布教の中心地となり、南蛮文化が花開いた。高度経済成長期に、鉄鋼業、化学工業などの重化学工業の進出に伴い工業都市として急成長し、近年では電子工業の立地が進んでいる。
大分県は台地が発達しており、米づくりに適さない土地が多く、古くから畑を基盤とした麦などの穀物栽培が盛んであった。穀物のほとんどは粉にされたため、大分県では粉食文化が各地に根づいている。
【だんご汁】はその代表格で、小麦粉をこねて薄く帯状に引きのばしただんごを具材とともに、九州地方でよく食されている麦味噌、または合わせ味噌や白味噌仕立ての汁に入れた料理である。出汁は、大分の名産である【しいたけ】や「いりこ」でとることが多い。また、大分伝統の菓子【やせうま】は、だんご汁に使われるだんごの生地を平べったく伸ばしてゆで、きな粉と砂糖をまぶしたものである。
大分は鶏肉を多く食べることでも知られる。2019年、総務省が都道府県庁所在地と政令指定都市を対象に、一世帯あたりの鶏肉年間消費量を調査したところ大分市が全国1位であった。鶏肉を使ったまぜごはん「鶏めし」や鶏出汁の汁物「鶏汁」といったさまざまな鶏肉料理が食べられてきた。なかでも唐揚げが有名だが、鶏肉を天ぷら粉で揚げた【とり天】も大分県全域にわたって広く親しまれている。
【おおいた豊後牛】は、大正時代からの改良の歴史を持つ歴史と伝統の大分の逸品で、香り高く、まろやかでとろける肉質、きめ細かな霜降りや赤身の旨さは県内外で高く評価されている。老舗ステーキハウス『豊後牛ステーキの店 そむり』などで、豊後牛を使用した肉厚で旨みあふれるステーキが提供されている。
物件
・だんご汁屋(食品)
・やせうま菓子屋(食品)
・とり天屋(食品)
・シイタケ栽培(農林)
・豊後牛ステーキ屋(食品)
近隣の街(駅)
・別府(1マス)
・湯布院(1マス)
・竹田(1マス)
参考文献
[1] 大分駅 – Wikipedia
[2] 大分市 – Wikipedia
[3] だんご汁 大分県 | うちの郷土料理:農林水産省
[4] 大分のグルメは実にディープ!外れなしの12選をお届け
[5] 大分県「The・おおいた」ブランド
[6] 大分の特産品 – JAおおいた
[7] とり天 大分県 | うちの郷土料理:農林水産省
[8] 【公式】豊後牛ステーキの店 そむり 鉄板焼
[9] 府内城 – Wikipedia
[10] 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト