近江八幡駅 [1]

近江八幡(おうみはちまん)

近江八幡駅は、滋賀県近江八幡市鷹飼町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・近江鉄道の駅である。JR西日本の東海道本線と、近江鉄道の八日市線(万葉あかね線)が乗り入れている。なお、東海道本線は「琵琶湖線」の路線愛称設定区間に含まれている。

近江八幡市は、滋賀県中部、琵琶湖東岸(湖東)に位置する市である。豊臣秀次が築いた城下町を基礎として、近世は商業都市として発展した。いわゆる近江商人の発祥の地である。

近世の風情がよく残る新町通り、永原町通り、八幡堀沿いの町並みおよび日牟禮八幡宮境内地は「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、時代劇の撮影場所としてもよく使われる。

八幡堀 [9]

【瓦工場】跡地に立地する『かわらミュージアム』は、八幡瓦と八幡の歴史をテーマにしたミュージアムである。瓦の魅力を随所に活かした建物自体も展示物となっている。

かわらミュージアム [10]

近江八幡市の企業には、軟膏薬「近江兄弟社メンターム」で知られる【製薬会社】『近江兄弟社』などがある。

特産品に【赤こんにゃく】がある。近江八幡地域でのみ長年流通してきたもので、製造過程で三二酸化鉄を混入して着色した赤色のこんにゃくである。近年は京都方面でも流通し始めている。

赤こんにゃく [5]

【近江牛】は、三大和牛の1つとされるブランド牛で、主に滋賀県東部、現在の近江八幡市、東近江市、竜王町などにおいて生産されてきた。霜降り度合いが高く、芳醇な香りと、脂質の口溶けのよさが特徴である。

創業文久3年の老舗・和菓子屋『和た与』は、【でっちようかん】発祥の店である。「でっちようかん」は、竹の産地ゆえ手に入りやすかった竹皮に餡を包むという工夫をこらして作った蒸し羊羹である。

「ラ コリーナ近江八幡」などを展開する洋菓子店『クラブハリエ』を代表する【バームクーヘン】は、ゆらゆらと揺れるほどに柔らかく、しっとりと深い味わいである。従来のバームクーヘンのイメージを覆す全く新しいバームクーヘンは、今や洋菓子業界のスタンダードになっている。

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物件
・でっちようかん屋(食品)
・赤コンニャク屋(食品)
・バウムクーヘン屋(食品)
・瓦工場(工業)
・近江牛屋(食品)
・製薬会社(工業)

近隣の街(駅)
大津(1マス)
彦根(1マス)

参考文献
[1] 近江八幡駅 – Wikipedia
[2] 近江八幡市 – Wikipedia
[3] かわらミュージアム – 滋賀県観光情報
[4] 近江兄弟社 – Wikipedia
[5] コンニャク – Wikipedia
[6] 近江牛 – Wikipedia
[7] 和た与 – 近江銘菓でっち羊羹発祥の店 | 創業文久3年、近江銘菓でっち羊羹発祥の店。滋賀県近江八幡市。
[8] CLUB HARIE(クラブハリエ)
[9] 近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区 – Wikipedia
[10] Kawara Museum – Wikipedia
[11] 羊羹 – Wikipedia

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