大三島は、愛媛県今治市に属する芸予諸島の中の1つの有人島である。大山祇神社がある「神の島」として知られている。
大山祇神社のある宮浦地区が島の観光の中心となっている。付近には旅館や土産物店、飲食店も数軒ずつ立地し、芸予諸島の中では生口島・瀬戸田と並ぶ一大観光拠点となっている。
神の島として魚類を採ることは長らく禁忌とされていたことから、漁業は盛んではない。一方、柑橘生産量日本一を誇る愛媛県の中でも、有数の柑橘の産地である。近年、耕作放棄地が目立つようになっていたため、島の地域活性を目的にレモンを育てる取り組みが始まっており、現在では国内で広島につぐレモンの生産量となっている。10月、11月は緑色の鮮やかな【グリーンレモン】として、年末頃から5月はおなじみのイエローレモンを出荷している。
製造業では、小規模ながら造船所、船体ブロック工場、縫製工場などがある。近年では、【伯方の塩】のブランド名で知られる『伯方塩業』(本社・松山市)の製塩工場も立地している。
物件
・青いレモン園(農林)
・伯方の塩工場(食品)
参考文献
[1] 大三島 – Wikipedia
[2] 神の島レモン | (株)しまなみ楽農研究所
[3] グリーンレモン – 大三島リモーネ
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