尾道駅は、広島県尾道市東御所町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。尾道市の玄関口となる駅であり、山陽新幹線の新尾道駅より市街地と海が近く、当駅前後では瀬戸内海の景色が広がる。1999年(平成11年)の駅前再開発により、古い町並みの広がる景観から様相が一変し、近代的な商業施設やホール(しまなみ交流館)が建てられた。個性を失い旅情が薄れたとの声もあるが、当駅を降りすぐに見える尾道水道(瀬戸内海)は以前よりも広くなっている。
尾道市は、広島県南東部にある市で、岡山市と広島市のほぼ中間に位置する。瀬戸内海の尾道水道に面し、古くから海運による物流の集散地として繁栄していた。また、水運に恵まれている立地から、古くから尾道、向島、因島に【造船所】が存在し、商都のみならず工業都市の一面も持っている。金属加工品、食料品、液晶パネルなどの製造業や、タイヤ・【ゴム】メーカー『横浜ゴム』尾道工場がある。
山間地域から沿岸地域、多くの島により、地域性豊かな農産物も多く栽培されており、わけぎ、いちじく、【レモン】、ネーブルオレンジは全国1位の生産量を誇る。
瀬戸内しまなみ海道開通によって四国の今治市と陸路で結ばれ、中国横断自動車道(尾道松江線)が全線開通したことで、物流面での利便性が高まり「瀬戸内の十字路」と呼ばれることもある。また、サイクリストの聖地とも謳われる「しまなみ海道サイクリングロード」の本州側の起点としても知られている。
ご当地ラーメンに【尾道ラーメン】がある。豚の背脂を浮かせた醤油ベースのスープと平打ち麺が特徴である。ただし、店ごとの個性も大きく、豚骨と海産物ベースのスープにストレート細麺の尾道ラーメンを出す店、豚骨、鶏ガラ、野菜、こんぶからスープを取る店もある。市内に古くからある店では「中華そば」の名で豚の背脂を使用しない店も多い。
広島風お好み焼きは、同じ広島県内でも地域によって色々なバリエーションがあり、2014年の「第5回てっぱんグランプリ」に出展された地域の産物を使用した最新のご当地お好み焼きで、尾道市【尾道焼き】は、砂ずり、いか天、わけぎ入りで、尾道オリジナルソースを使用していた。
物件
・尾道ラーメン屋(食品)
・尾道お好み焼き(食品)
・レモン園(農林)
・ゴム工場(工業)
・造船所(工業)
近隣の街(駅)
・福山(1マス)
・広島(2マス)
・鞆の浦(2マス)
・生口島(2マス)
参考文献
[1] 尾道駅 – Wikipedia
[2] 尾道市 – Wikipedia
[3] 尾道水道 – Wikipedia
[4] 横浜ゴム – Wikipedia
[5] しまなみ海道サイクリングロード – Wikipedia
[6] 尾道ラーメン – Wikipedia
[7] お好み焼き – Wikipedia
[8] 西瀬戸自動車道 – Wikipedia
[9] 尾道大橋 – Wikipedia
[10] 新尾道大橋 – Wikipedia