宇和島駅 [1]

宇和島(うわじま)

宇和島駅は、愛媛県宇和島市錦町にある、四国旅客鉄道(JR四国)の駅である。予讃線と予土線の列車が乗り入れており、2方向の列車が利用できる。かつては当駅より南へ宿毛線を敷設する構想があったが、具現化することなく未成線となったため、当駅は線路が途切れた形の終着駅となっている。宇和島市の代表駅で、辺りは宇和島市の中心街である。

宇和島市は、愛媛県の南部(南予地方)に位置する市で、南予地方の中心都市である。宇和島城を中心に発展した旧城下町でもある。【闘牛】は全国的にも有名で、『宇和島市営闘牛場』で年に4回の定期闘牛大会が開催されている。

宇和島闘牛の銅像 [12]

西側は宇和海に面し、それ以外の三方は山地に囲まれている。宇和海に面してリアス式海岸が広がり、加えて離島もあり、漁港の数では全国有数である。主な海産物は、ハマチ(ブリ)、タイなどである。

宇和海 [2]

農業では、【ミカン】やポンカンなどの柑橘類の生産量が県内2位(2015年)と、柑橘栽培が盛んな愛媛県の中で枢要を占めている。

製造業では、製造品出荷額で食料品や飲料が上位を占めている。食料品では園芸栽培や果樹栽培、水産業が盛んな事を背景に発達しており、近海でとれる小魚を使った【じゃこ天】、かまぼこなどの加工品が特産品となっている。また、市内に本社を置く【パーティーグッズ】製造などを行う『カネコ』は、玩具煙火で国内一のシェア(約80%)、クラッカーだけで年間10億円の売り上げを誇る。

クラッカー [12]

郷土料理に、「鯛めし」や「鯛そうめん」などがある。

【鯛めし】は、愛媛県の郷土料理の一つとして知られるが、地域によって大きく二つの種類に分けられる。東予地方や中予地方では一般的な焼き鯛の炊き込みご飯を鯛めしと呼ぶが、宇和島市を中心とする南予地方では鯛の刺身を、醤油を主体としたタレに生卵、ゴマ、きざみねぎなどの薬味を混ぜたものに和え、ご飯に載せたものを鯛めしと呼ぶ。

宇和島鯛めし [12]

【鯛そうめん】は、瀬戸内海や豊後水道沿岸地域に広く伝わる郷土料理で、一尾を姿煮にした鯛を、茹でた素麺と一緒に大皿へと盛りつけ、鯛の煮汁を、つけ汁もしくは掛け汁として食べる。南予地方では、錦糸卵、細切りのしいたけを付け合わせとして、葱や生姜などの薬味を加える。


物件
・じゃこ天屋(食品)
・鯛そうめん屋(食品)
・鯛めし屋(食品)
・ミカン園(農林)
・闘牛場(観光)
・パーティグッズ工場(工業)

近隣の街(駅)
松山(4マス)

参考文献
[1] 宇和島駅 – Wikipedia
[2] 宇和島市 – Wikipedia
[3] 宇和島市営闘牛場 – Wikipedia
[4] ワールドファーマーズ | ワールドファーマーズは、みかんとお米の生産販売会社です。
[5] 南予管内の主な農産物等の紹介 – 愛媛県
[6] 基本計画(農林水産分野) – 経済産業省
[7] カネコ (玩具煙火) – Wikipedia
[8] 鯛めし – Wikipedia
[9] 鯛麺 – Wikipedia
[10] ウンシュウミカン – Wikipedia
[11] 闘牛.com – 【宇和島闘牛 公式サイト】
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投稿日: カテゴリー 四国タグ