横手駅 [1]

横手(よこて)

横手駅は、秋田県横手市駅前町にあるJR東日本の駅で、奥羽本線と北上線が乗り入れている。

横手市は、秋田県東南部、奥羽山脈と出羽山地の間に広がる横手盆地の中央部に位置し、県南の中心都市として栄えている。雄物川の支流である横手川沿いに発達した市の中心市街地は、戦国時代には出羽国において勢力を誇った小野寺氏の居城である横手城が置かれ、江戸時代は佐竹氏の一族戸村氏の城下町として栄えた。横手城跡は横手公園として整備されており、模擬天守からは横手盆地を一望することができる。B級グルメの横手やきそばや2月に行われる伝統行事のかまくらが全国的に有名である。

横手城 [7]

【横手のかまくら】は、420~450年の歴史がある横手を代表するお祭りである。現在のような行事になったのは明治30年以降のことで、左義長の行事と水神を祀る行事が合わさり、さらに子供の行事となったものである。昭和11年(1936年)にこの地を訪れたドイツ人建築家ブルーノ・タウトが「日本美の再発見」の中で、子供たちが雪洞の中に祭壇を設けて水神を祀り餅などを食べたり鳥追いの歌を歌ったりして遊んだりする、この素朴で幻想的な情景を「まるで夢の国」と絶賛した。

横手のかまくら [7]

【横手やきそば】は、日本三大やきそばの一つで、片面焼きの目玉焼きがトッピングされているのが特徴である。味は比較的甘口。各店独自の出汁入りのウスターソースで味付けされるため若干水分が多めで、キャベツや豚のひき肉などが具として入る。目玉焼きの黄身を崩して、ちょっと多めのソースと絡めて食べるのが横手流。麺は縮れた蒸し麺ではなく茹でたストレートの角麺を使い、柔らかくしんなりとした出来上がりになる。付け合せとして、紅しょうがではなく福神漬けが付いてくる。

横手やきそば [7]

秋田県南部の郷土菓子の一つ【豆腐カステラ】は、豆腐をカステラ状に加工した菓子である。水気を絞った豆腐に砂糖、卵、塩などを加え、四角い型などに入れてカステラ状に焼き上げて作られる。秋田県内ではお茶請けや、年越しの行事食として親しまれており、冠婚葬祭、お盆や正月など、人の集まりにふるまう菓子としても欠かせない。かつては各家庭でも作られ、近年では県内のスーパーマーケットでもごく普通に販売されており、秋田育ちの者にとっては馴染み深い食品である。

豆腐カステラ [5]


物件
・豆腐カステラ屋(食品)
・横手やきそば屋(食品)
・かまくらの町並み(観光)

近隣の街(駅)
角館(2マス)
秋田(3マス)

参考文献
[1] 横手駅 – Wikipedia
[2] 横手市 – Wikipedia
[3] 横手やきそば – Wikipedia
[4] かまくら – Wikipedia
[5] 豆腐カステラ – Wikipedia
[6] 横手公園 – Wikipedia
[7] 秋田県公式観光サイト [アキタファン]

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